建具


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建具

(たてぐ)

開口部に設置する開閉の可動部分と枠の総称。

(あまど)

建具の一つ。ガラス、開口部の外側に立てる板戸。 風雨、雪を防ぐ。 使用しないときは戸袋に格納できる。

前身は遣戸。定着したのは江戸時代。

(かぎ)

ドアノブ付きの錠前

ドアノブ一体型

その他

(さっし)

ガラス等を支えている窓枠のこと。 アルミ、アルミニウム合金製が多い。

(しょうじ)

建具の一種。 木組にを張った建具。明かりを通す。

本来は開口部に設置するや板戸をまとめて障子と呼んでいた。

紙を張った採光用のものは明かり障子と呼ばれたが、近年では 障子というと明かり障子のことをさすことが多い。

(ちょうばん)

開き等の開閉の軸となる金物。

(と)

ドア。部屋の入口に設けられる仕切り。

内開きと外開きがある。

引き戸
横に動かす戸。開くためのスペースが不要で、 開閉時の身体の移動が少ない。障子も引き戸の一種。 引き戸は錠の種類が少ないため、現在は玄関の戸にはほとんど使われない。

開き戸
ノブをつかんで前後に開閉する戸。 丁番ドアノブ、レバーハンドル、ドアクローザー等の部品を必要とする。

折戸
2枚の扉が蝶番で連結された戸。


個室は内開き、トイレ等は緊急時に外側から開けられるよう外開きが多い。

玄関に関しては日本は外開き、他国は内開きが主流。 外開きよりも防犯に優れる。

日本では内開きは靴が開閉の支障となる場合がある。

津波等で屋外に水が押し寄せた場合、外開きは水圧で開きにくくなることがあるが、 内開きは開閉可能。 災害にも強いため、近年は日本でも内開きを採用することがある。

(どあ)

を参照。

(ふすま)

引き戸の一種。 かつては襖障子と呼ばれていた。組格子の両面に紙や布を張っていた。

平安時代の寝殿造で、 寝所(臥す間)の間仕切りとして使われたのが始まりとされる。

書院造では彩色画が描かれるようになった。

(まぐさ)

、出入口等の開口部上部にある柱間に渡した横材のこと。 下部の場合は窓台と呼ぶ。

(まど)

建物開口部に設ける。アルミサッシが多く用いられる。 採光、通風、換気、排煙、の遮断等の役割を果たす。

日本では書院造で書院窓に明かり障子がはじめて設けられた。

和紙が高価なため明かり障子を利用できるのは上流階級だけだった。 江戸時代には庶民にも広がった。

ガラス窓は江戸時代オランダから輸入されたものが使われた。 日本でガラスが製造できるようになったのは明治から。

形状による分類

部位

ガラス


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