気動車一般


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気動車一般

(きどうしゃいっぱん)

C

1988年製造開始の気動車。16m級のNDC。8両製造。 北海道ちほく高原鉄道で使われた。

7,8,(CR75-1,2,3,101)はりくべつ鉄道で使用されている。

エンジンはDMF13HS 250ps。キハ130と同形。

D

国鉄気動車のエンジン。 ガソリンエンジンGMH17をディーゼル化したもの。 定格150馬力。8気筒。

(GV-E400けい)

JR東日本の気動車。

エンジンはDMF15HZD-G(450PS)。 主発電機はDM115(三相誘導、305kW)。 主電動機はMT81(105kW) 2台。

エンジンで発電機を動かし、発電した電力で電動機を駆動させる。

台車はDT87、TR270。

ブレーキは電気指令式空気ブレーキ方式。 このほか、非常ブレーキ、直通予備ブレーキ、耐雪ブレーキをもつ。

H

H100形。JR北海道の気動車。 2018年製造開始。 エンジンで発電しモーターで走行する。 愛称はDECMO。

2018 21 2
2019 63-8
2020319-27 28-39
20213040-69
20221470-83
20231284-95
2024 ?

基本仕様はJR東日本のGV-E400系と同じ。

定格出力450PS。主発電機は定格305kW。

主電動機は三相誘導電動機(105kW)を動台車に2基搭載。 2軸駆動。

滑走再粘着制御機能を搭載。

ブレーキは電気指令式空気ブレーキ。

4両まで併結可能。他の車両とは併結不可。

車体はステンレス。先頭部は一部FRP。

シートは1+2列のクロスシートとロングシート(乗降口付近)。

台車はN-DT100、N-TR100。軸梁式ボルスタレス。 軸受は円錐ころ軸受。

連結器
GV-E400は電気連結器だが、H100は密着連結器とジャンパ線を採用している。

JR東日本の観光用ハイブリッド気動車。 2010年製造。

編成は2両または4両。

エンジンはDMF15HZB-G(450PS)。発電機はDM113(270kW)。 主電動機はMT78 2基。

新潟鉄工所(現新潟トランシス)が製造した軽快気動車群。

初めて作られたのは1985年、由利高原鉄道のYR-1000。

1

(きは141けい)

いくつかの車両のグループ。

札沼線用に客車オハフ51形を改造したもの。 オハフ51形の2/3が改造された。

(きは141)

1990年製作開始。14両。札沼線用。 種車はオハフ51。 片運転台。

エンジンはDMF13HS(250PS)1基。 台車はDT22A、TR51A。

2012年に除籍。一部廃車、大半はミャンマーに譲渡された。

(きは142)

1990年製作開始。15両。 エンジンはDMF13HS(250PS)2基。片運転台。トイレなし。 種車はオハフ51。

2015年に除籍。大半はミャンマーに譲渡された。

(きは143)

1994年製作開始。11両。片運転台。 種車はオハフ51。 キハ141/142と比べるとエンジン出力が上がっている。

0番台はなし。

エンジンはN-DMF13HZD(450PS) 1基。最高速度110km。 台車はN-DT150A、N-TR150A。

初期は冷房がなく、1995年から改造設置された。

札沼線で使われていたが、同線電化後はワンマン化改造され、室蘭本線、千歳線で使われている。

(きさは144)

1994年製作開始、4両。 付随車で走行用エンジンはない。トイレなし。

キハ141/142/143の中間に連結して使用される。

台車はTR51。

初期は冷房なし、のちに設置され、電源用の発電エンジンが追加された。 キサハ144-151のみトイレがあったが、104に改造時は撤去された。

2012年に全車両が廃車またはJR東日本に譲渡。

(きは150)

1993-1995年製造。 キハ22形キハ56系の置換え用。 ベースはキハ110系。

エンジンはN-KDMF15HZ(450ps)。

変速機はN-DW14C。変速1段直結2段。

コンバータブレーキ機能があり、機関ブレーキと併用可能。

台車はN-DT150(動台車)、N-TR150(付随台車)。 2軸駆動。

2

(きは201けい)

1996年製造の気動車。 731系と併結運転可能。

エンジンはN-DMF13HZE(450PS)2基。

変速機はN-DW16、変速1段直結4段。

台車はN-DT201。軸梁式ボルスタレス台車。 ヨーダンパを装備。空気ばねによる車体傾斜装置(2度)が組み込み。

ブレーキは両抱き踏面ブレーキ。 制御は電気指令式空気ブレーキ、排気ブレーキ併用。

4

(きは40)

1977年製造開始の車両。 日本各地で運用されている。 運転台は両側、ドアは片開き。

0番台は存在しない。

ブレーキはCLE空気ブレーキ。

(北海道の車両のみ記載)

100番台
北海道仕様。初期型は1977年から製造。150両。 エンジンはDMF15HSA(220PS)。 台車はDT-44、TR227。空気ばね式。

量産型は台車がDT-44A、TR227Aに変更、軸箱支持方式を採用している。

300番台
1996年に700番台を札沼線用に改造されたもの。4両。

エンジン交換、冷房取付、クロスシート2+1列化、ワンマン設備撤去等が施された。 エンジンはN-DMF13HZB(330PS)。

330番台
宗谷線の急行として使用されていた(キハ400系)の転用車。 2012年には札沼線電化により転用。 うち5両は海外に譲渡された。

350番台
日高本線用。元車は700番台。10両。 エンジンはN-DMF13HZB(330PS)。変速機はN-DW14D。

400番台
1996年改造。 札沼線北部用。元車は700番台。2両。 エンジンはN-DMF13HZD。変速機はN-DW14C。

700番台
1990-1994年に100番台をワンマン仕様に改造したもの。141両。 台車はDT-44A、TR227A。

のちに300 350 400 1700番台に改造された。

800番台
1990-1994年に100番台をワンマン仕様に改造したもの。 台車はDT-44。

(きは40-1700)

キハ40-700を延命改造したもの。 2003年より工事開始。

エンジンはN-DMF13HZI(330PS)。 台車はDT44A、TR227A。

変速機は直結3段式(N-DW40)。

道南いさりび鉄道では9両が配置。

(きは48)

キハ40の系列。 運転台は片側、ドアは片開き。

北海道用は300番台、1300番台がある。

キハ48-304と1300番台全車は1998年にキハ480系に改造された。

1330番台
キハ480系-1300を札沼線用に改造したもの。3両。 エンジンはDMF13HZ(330PS)。変速機はN-DW14B。 札沼線電化時に運用がなくなり、ミャンマーに売却された。

(きは400けい)

1988年に宗谷本線、天北線の急行用にキハ40-100、キハ48-300、キハ48-1300を改造したもの。 キハ400系、キハ480系となった。 エンジンが交換され、冷房が取り付けられた。

2000年には特急格上げにより余剰となり、札沼線に転用。 改造によりキハ40-330、キハ48-330番台になった。

キハ400-100
9両。キハ40-100を改造。 転換リクライニングシート。 エンジンはDMF13HZ(330PS)。

のちに6両はキハ40-330、3両はキハ400-500に改造。

キハ400-500
キハ400系-100番台3両をお座敷列車に改造したもの。 2015年廃車。

(きは480けい)

1988年に宗谷本線、天北線の急行用にキハ48-300、キハ48-1300を改造したもの。

300番台
1両 304のみ。キハ48-304を改造。 2006年頃廃車。

1300番台
3両。キハ48-1300を改造。 のちにキハ48-1330に改造。

5

(きは54)

普通列車用気動車。

民営化前の1986年に41両が製作された。

500番台
エンジンはDMF13HS(250PS)2基。

台車は初期はDT22F(揺れ枕式)、のちにN-DT54(ボルスタレス)に交換。

初期の変速機はTC-2AまたはDF115A(変速1段、直結1段)。 のちにN-DW54へ交換されている。変速1段、直結2段。

ブレーキはDA-1形電磁自動空気ブレーキ。

道東でみられるもの(2018)

(おめがくらっち)

無段変速器、遠心ガバナの一種。 クラッチプレートのスリップ量を制御することにより、 回転速度を広範囲に変化させることができる。

(がばな)

調速器。 回転機の回転速度を一定に保つための制御装置。

または燃料ポンプの燃料噴射量を調節する装置のこと。

(ちょくせつふんしゃしき)

ディーゼルエンジンの燃焼方式の一つ。 予燃焼室をなくし、燃焼室に直接燃料を噴射する。

熱効率がよく、寒冷時の始動性に優れる。 圧力が高いため部品には耐久性が必要。

(でんしがばな)

燃料制御方式を参照。

(ねんりょうせいぎょ)

電磁空気式
燃料制御装置内のてこを空気で動かす方式。 連結棒を経由して燃料噴射ポンプのガバナレバーを動かす。

電子ガバナ式
アクチュエーターでガバナレバーを動かす。

コモンレール式
サプライポンプとコモンレールで構成。 燃料はコモンレールで蓄圧、圧送される。 電子制御可能。

(よねつねんしょうしき)

ディーゼルエンジンの燃焼方式の一つ。 主燃料室上部に予燃焼室がある。 渦流をともなった空気と燃料に着火、その燃焼が主燃焼室に伝わる。

燃料圧力の急上昇がないため噴射ポンプ、ノズルへの負荷が低い。 燃費、始動性は悪い。


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