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Bach Werke Verzeichnis. バッハ作品目録番号。 ヴォルフガンク・シュミーダーが目録化、1から1080までの通し番号をつけた。
1-224 | カンタータ |
225-231 | モテット |
232-243 | ミサ曲、マニフィカト |
244-249 | 受難曲、オラトリオ |
アドリブ。 演奏速度、発想を演奏者の意思にまかせること。
独唱や独奏の音楽的効果を高めるため、 主旋律の伴奏以外に競うように演奏される伴奏(助奏)のこと。
管弦楽団。 管弦楽を演奏する団体のこと。
同じフレーズを他のパートが模倣し、追いかけあうように曲が進む形式。 バロック音楽で重要な形式。
弦楽器、管楽器、打楽器の合奏。
ラプソディー。 一定の形式をもたず、いくつかの音楽を次々に配列した器楽曲。
concerto. 独奏楽器(または独奏楽器群)と管弦楽によって演奏される器楽曲。
古代ギリシアで用いられた7つの旋法。 テトラコルドを2つつなぎハルモニアイと呼ばれるオクターブがつくられる。
教会旋法でも同じ名称が使われることがあるが、内容は異なる。
いくつかの曲または楽章からなる器楽曲のこと。 バロック時代の代表的形式。
symphony. オーケストラによるソナタ。ソナタ形式の4楽章で構成。 ハイドンにより整備され、モーツァルト、ベートーベンによって確立された。
ドデカフォニー。 平均律の12音の音階を同等に扱う音楽作法。
ハウアーとシェーンベルクの技法があるが後者が一般的。
三拍子の急速で快活な音楽。 交響曲、ソナタ等の第3楽章に用いられる。
小夜曲。古くは愛する女性のために夕べに野外で歌う弾き語りの歌だった。 17世紀に器楽曲、18世紀に小オーケストラ、弦楽合奏等の曲になる。 モーツァルトが有名。
音階を主音位置、音域、音程関係等により細かく分類したもの。
宮廷音楽を含む世俗の音楽のこと。
Sonata. 多楽章の器楽曲。主要な楽章がソナタ形式で書かれる。 語源はイタリア語のソナーレ(sonare,鳴り響く)。カンタータと対を成す。
3以上の楽章で構成。 第一楽章はソナタ形式による急速な曲、 第二楽章は緩やかで旋律的な曲、 第三楽章はメヌエットまたはスケルツォ、 第四楽章はソナタ形式またはロンド形式の急速な曲。
ロマン派以降は4楽章の形式にこだわらないソナタが多く作られた。
小規模なソナタのこと。 楽章数は2か3。
定旋律に対して他の旋律を結びつける手法のこと。 和声法の対。
15-16世紀の声楽ポリフォニー完成に伴い古典対位法が確立された。
17-18世紀には和声的対位法が起こった。
数字つき低音、バッソ・コンティヌオとも。
バロック音楽時代の西洋音楽でみられる 2声部以上の合奏の低音部、またはその記譜法のこと。
低音旋律と和声で構成される。
低声部の下につけられた数字等の記号に従い、鍵盤奏者、リュート奏者が 旋律とともに即興的に和声を追加して伴奏していく。
明るく楽しい軽快な曲の意。 自由な組曲の一種。 ハイドン、モーツァルトの曲が有名。
楽曲の一つ。鍵盤楽器の即興的な独奏曲。 バロック時代に栄えた。
組曲の意。
もともとは変奏曲の中のひとつの変奏のことをさしていた。 のちに多楽章形式の器楽曲、組曲をさすようになった。
1600-1750年代の西洋音楽。 通奏低音が多用された。
主題とその模倣が交互にあらわれるかたちの楽曲。
バリエーション。楽曲の形式のひとつ。 主題といくつかの変奏からなる。
アラブ諸国、トルコ、イランの古典音楽で用いられている音楽、音階、旋法。
半音以下の微小音程ないし中立音程を音階音として含む7音の音階。
狂詩曲を参照。
雅楽、声明の旋法の一つ。
雅楽六調子では平調、黄鐘調、盤渉調が属する。
Rond. 輪舞曲。主題の繰り返しの間に別主題を挿入する形式の器楽曲。