ブラウザ


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ブラウザ

(ぶらうざ)

情報を閲覧するためのアプリケーションのこと。 一般的にはWebを閲覧するブラウザのことをさす。

ブラウザ レンダリングエンジン
Chrome Blink (従来はWebKit)
Edge Edge
Firefox Gecko
Opera Blink (従来はPresto)
Safari WebKit2
Sleipnir

開発終了

A

Webサイトの見出し、要約等を記述するXMLベースのフォーマット。 RSSに代わるフォーマットとして開発された。 利用にはRSSリーダーが使われる。

Googleが開発するレンダリングエンジン。 ベースはWebKitChromeOperaSleipnirで使われる。

C

Common Gateway Interface. Webサーバからアプリケーションを実行するためのインターフェイス。 動的なWebページの生成などに用いる。 プログラム言語は問わない。

ブラウザがWebサーバに接続すると、サーバがCGIプログラムを起動、要求に応じた結果を返す。 ブラウザは返された内容を表示する。

Googleが2008年に公開したオープンソースのブラウザ。 レンダリングエンジンはChrome 28からBlinkを使用。

Googleが開発するオープンソースのブラウザ。 Chromeはこれをもとに開発されている。

Cascading Style Sheet. 単にスタイルシートとも呼ばれる。 Webページのスタイルを指定するための言語。 HTMLと組み合わせて使用する。

Document Type Definition. 文書型定義。

XMLHTMLSGMLスキーマ言語の一種。

文書で用いる要素等を定義する。

SGMLで規定された。近年は他のスキーマ言語が台頭している。

HTML5ではDTDによる文書型定義は廃止されている。

Document Object Model.

HTMLXMLをアプリケーションから取り扱うためのAPIの一つ。 W3Cにより標準化。1998年に最初の仕様が勧告。

E

JavaScriptをもとにECMA(欧州電子計算機工業会)が標準化したスクリプト言語の標準規格。 JavaScriptとJScriptの間での互換性向上を目的とする。

規格はECMA-262。初版は1997年。 第4版は存在しない。

1997初版
1998第2版
1999第3版
2009第5版
2015第6版

マイクロソフトがIEの後継として開発するブラウザ及びレンダリングエンジン。 Windows 10の標準ブラウザとなっている。

開発時のコードネームはSpartan。

F

Mozilla Foundationが開発するオープンソースのブラウザ。 レンダリングエンジンGeckoを搭載している。

20041.0
20062.0
20083.0
20114.0

4.0以降は数週間毎にバージョンアップしている。 2018/1/1現在はFirefox 57が最新版(2017/11リリース)。

Adobe Flash. Web上で公開できるアニメ等を作成するためのソフトウェア。 Adobe Flash Playerをブラウザに組み込むことにより再生可能。 1990年代にマクロメディアが開発したが、2005年にアドビシステムズに吸収された。 2017/7に2020年で提供を打ち切る方針が発表された。

mozilla Foundationが開発するレンダリングエンジン。オープンソース。 旧称はNGLayout. Firefoxに使われる。

H

Hyper Text Markup Language。SGMLを拡張して作られた言語。 Webページの記述に用いる。 ファイルの拡張子はHTMまたはHTML。

最終版は4.01。HTML5以外はW3Cが勧告。

1995HTML2.0 RFC1866として制定
1997HTML3.2
1997HTML4.0
1997HTML4.01
2014HTML5 WHATWGが策定、勧告
2016HTML5.1 W3Cが勧告
2017HTML5.2

標準でWebアプリケーションに対応することを目指しており、 DOMやAPIが整備された。

WHATWGという団体が独自に進めた仕様。 2021年からHTML5に代わり、HTMLの標準仕様に採用されている。

I

Internet Explorerを参照。

IE. マイクロソフトのWWWブラウザ。 2001年頃よりNimda等のIEを標的とするウイルスが多数出現した。

11で開発終了し、以降はEdgeが開発されている。

1995初代
19952 日本語版を含む多言語版提供、SSL、Cookieに対応
19963 CSS1、ActiveX、Javaアプレットに対応
19974 Windowsエクスプローラと統合、HTML4.01に対応、CSS1完全対応
19995
20016
20067 タブブラウジングに対応
20098 Windowsから分離
20119
201210
201311

J

KDEプロジェクトが開発したレンダリングエンジン。 konquerorのエンジンとして開発。 LGPLライセンスのフリーソフトウエア。

M

ブラウザ、メールソフトを中心とするオープンソースソフトウェア またはその開発プロジェクトのこと。 初期のNetscape Navigatorのコードネームも同じMozillaだった。

ブラウザ、メールソフト、ニュースリーダ等を統合したソフトウェアパッケージ。

1998年にNetscape Navigatorのソース公開に伴い発足。 Netscape 6はMozillaを元にしたブラウザ。

2002年にMozilla1.0をリリース。 2006年に提供終了、以降はFirefoxに移行した。

N

ネットスケープコミュニケーションズが開発していたブラウザNetscape Navigatorの後継。

Mozillaの技術を利用してつくられたブラウザ。 7.2以降は日本語版はなかった。

20006.0未完成のMozillaを使用したため不安定だった
20027
20037.1
20047.2日本語版はなし
20058 日本語版はなし
20068.1
20079 Netscape Navigator 9に名称変更
20089.0.0.6開発停止

8はFirefox 1.0.3をベースとしており、 FirefoxとIEのレンダリングエンジンの切替が可能。

ネットスケープコミュニケーションズが開発していたブラウザ

19941.0
19952.0クッキー、フレーム、JavaScriptに対応
19963.0
19974.0

Netscape Communicator
4.5よりメールソフト等を含めた統合環境となった。 また1998年に無料化された。

1998?4.5
19994.6
19994.7
20024.8

1998年にはソースコードが公開され、Mozillaの源流となった。 これ以降はNetscapeを参照。

O

ノルウェーのオペラ・ソフトウェアが開発するブラウザ

レンダリングエンジンは2013年までPrestoが使われていた。 15以降はBlinkの改良版が使われている。

15以降は数週間毎にメジャーバージョンアップしている。 2018/1/4現在は50が最新バージョン。

19951.0一般公開はなし
19962.0シェアウェアとして一般公開
19973.0
20004.0
20005.0広告表示により無償利用可能になる
20016.0Unicode対応、日本語表示が可能になる
20026.03初の正式な日本語版
20037.0
20058.0
20069.0
200910.0
201011.0
201212.0
201315

P

HyperText Preprocessor. HTML内に記述するスクリプト言語。 サーバ側で実行され、動的Webページを生成できる。

1994年にRasmus Lerdorfが開発、当時の名称はPersonal Home Page Tools(PHP Tools)。 1995年にソースコードが公開された。

1994PHP Tools
1995FI(Forms Interpreter)
1995Personal Home Page Construction Kit
1996PHP/FI
1996PHP/FI 2.0
19983.0
20004.0
20045
20157

R

resource description framework. XMLベースのフォーマット。メタコンテンツの配信を目的とする。 1999年にW3Cが勧告。

Webサイトの更新情報の配信に使われるXMLベースのフォーマット。 バージョンにより名前が異なる。

1.0と2.0は互換性がない。

S

アップルが開発しているブラウザ。 Mac OS Xに付属。Windows版もある。 レンダリングエンジンはWebKitiPhoneには機能限定版のSafariが搭載されている。

フェンリル株式会社が開発するブラウザ。 フリーソフト。

マイクロソフトが開発しているレンダリングエンジンの一つ。MSHTMLとも呼ばれる。 IE4.0から採用。

W

WebAssembly System Interface. WASMをブラウザ以外の環境で実行できるようにした仕様のこと。

ホストのファイルやネットワーク等に安全にアクセスできるよう、OS毎に異なるAPIを抽象化している。

全てのWebブラウザで動作可能なバイナリ形式の仕様のこと。

アップルが中心となって開発しているレンダリングエンジン。 ベースはKHTML。もとはMac OS X用。

アップルが中心となって開発しているレンダリングエンジン。 前身はWebKitAPIの仕様等が大幅に変更されており互換性はない。 Mac OS、iOSのSafariに使われる。

X

eXtensible HyperText Markup Language. XMLに準拠したHTMLW3Cが策定。

HTMLと仕様は似ているが一部XMLに準じたものになっている。

XHTML2.0は策定が打ち切りされ、HTML5に含まれることになった。 HTML5ではサブセットとしてXHTML5が定義されている。

2000XHTML1.0HTML4.01を元に定義
2001XHTML1.1

eXtended Markup Language。 インターネットでの利用を前提に簡単にしたSGML。 タグを利用者が目的に応じて定義できるため、データに意味を持たせる事ができる。 またHTMLでは不可能ないろいろなデータ表現をこなす事ができる。

(すきーまげんご)

マークアップ言語を用いる際に、要素や属性の定義を行うための言語。

(すたいるしーと)

CSSを参照。


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