サイトカイン


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免疫 > サイトカイン

サイトカイン

(さいとかいん)

cytokine. 炎症反応、免疫反応で細胞間の情報伝達物質としてはたらく物質。 感作リンパ球マクロファージ等から分泌される可溶性タンパク質または糖タンパク質。

サイトカイン受容体をもつ細胞に結合することにより情報を伝達する。

リンパ球の分化、増殖、活性化

IL-2
IL-12
IL-15
IL-18
IFN-γ
IL-1
IL-4
IL-10
IL-5
IL-6
IL-13
IL-14

造血、血球の分化

IL-3
GM-CSF
G-CSF
M-CSF
IL-4
IL-9
IL-5
IL-7

炎症の誘発、調節、炎症細胞の走化

IL-1
IFN-γ
TNF-α
TNF-β
TGF-β
IL-8
IL-16
MCP-1
MIP-1

記号

英数

インターロイキン-2。 T細胞を活性化、増殖させる液性因子。 抗原がリンパ球を刺激して産生される。

IL-2は細胞外に出て受容体を刺激し、自身の細胞を増やすとともに キラーT細胞を活性化させる。

インターロイキンの一つ。 炎症性サイトカインおよび抗炎症性サイトカインの両方として作用する。

T細胞、マクロファージ等が分泌する。 B細胞に対して抗体産生細胞への分化を誘導する。

多発性骨髄腫、キャッスルマン病、関節リウマチ等の疾患と関わりがある。

(いんたーふぇろん)

interferon. サイトカインの一種。 ウイルス等の侵入時に細胞が産生するタンパク質。 ウイルス等の増殖を抑える働きがある。

(いんたーろいきん)

サイトカインの一種。 さまざまな生物活性を有するタンパク質性物質。 リンパ球、マクロファージが産生する。

(けもかいん)

サイトカインのうち、特定の白血球を遊走させる活性を持つもの。 炎症部で大量に産生される。

(さいとかいんすとーむ)

体内にウイルスが侵入した際、 サイトカインが制御不能となって放出され続け、自身の細胞が傷つく現象。

(まいおかいん)

骨格筋から分泌されるサイトカインの総称。

骨格筋の収縮により分泌される。


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