言語 > アルタイ諸語
チュルク諸語、モンゴル諸語、ツングース諸語の総称。
チュルク諸語の言語。 オイロート語とも。
ロシアのアルタイ共和国で使われる。
古代ウイグルが使用した言語は「古ウイグル語」と呼ばれる。
(0).新ウイグル語。 中国新疆とウズベキスタンで用いられる。 チュルク語族に属する。
サラール語、ザリグ=ウイグル語の文字言語としても使われる。
文字はアラビア文字だったが、1930年からローマ字、1947年からロシア文字を使用する。 中国ではアラビア文字が使われ続けている。
(1).古ウイグル語。 9-14世紀に使われていた。 新ウイグル語とは関連はない。
西トルキスタンのカラ・ハーン朝で栄えた。 ウイグル文字による文献が残されている。
ウズベキスタン等で使われる言語。 アルタイ諸語の一つチュルク諸語の南東語群に分類される。 都市の諸方言はペルシア語の影響を強く受けている。
文字は歴史的に変更が多い。 1993年からはラテン文字が使われる。キリル文字も併用されている。
カザフスタンで使われる言語。
文字はキリル文字。 2017年にローマ字表記への変更が表明された。
ロシアのタタール共和国を中心に話されている言語。 チュルク諸語の一つ。
文字はアラビア語が用いられていた。 1929年からラテン文字正書法、1939年からキリル文字を基礎とした正書法が用いられる。
言語系統はバシキール語に近い。
トルコ語および同系の諸語のこと。
シベリア東部、サハリン、中国東北等で話される言語。
チュルク諸語に属する言語。 トルコ及びその周辺国で使われる。 膠着語に属する。
文字はアラビア文字、ペルシア文字が使われていたが、 1928年よりローマ字正書法が採用された。
英語のアルファベットのほかに4つの文字が使われる。 またq,w,xは基本的に使用しない。
日本語と文法が似ており、並びが同じ。
ロシアのバシコルトスタン共和国で話される言語。
文字はアラビア語が用いられていた。 1929年からラテン文字正書法、1939年からキリル文字を基礎とした正書法が用いられる。
言語系統はタタール語に近い。
満州族の言語。 ツングース語の一方言。
満州族は漢民族に同化し中国語を使うようになったため、言語は廃れた。 現在は中国東北部のごく一部で使われるのみとなっている。
文字は蒙古字を用いた無圏点満州字が使われた。 1632年に改良され、有圏点満州字となった。
モンゴル、中国の内モンゴル自治区、 ロシアのブリヤート共和国、カルムイク共和国で使われる言語。
中心はハルハ語。
文字はキリル文字が使われる。 ロシア文字にeとyの2文字が加えられたもので、計35種類。
文字は1990年代からモンゴル文字の使用が復活した。
古シベリア諸語東方派3語の総称。 チュクチ語のことをさすこともある。