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北海道
制御 | 歯車比 | |
711系 | サイリスタ位相制御 | 4.82 |
721系 | サイリスタ位相制御 | 4.82(1-5次) |
GTO-VVVFインバータ | ||
IGBT-VVVFインバータ | ||
731系 | IGBT-VVVFインバータ | 4.89 |
733系 | IGBT-VVVFインバータ | 4.89 |
735系 | IGBT-VVVFインバータ | |
737系 | ハイブリッドSiC素子VVVFインバータ | 5.22 |
781系 | サイリスタ位相制御 | 4.21 |
785系 | VVVFインバータ | 4.21 |
IGBT-VVVFインバータ | ||
789系 | IGBT-VVVFインバータ | 3.96 |
789系1000番台 | IGBT-VVVFインバータ | 4.43 |
1967年製造開始の交流電車。国鉄初の交流電車。 1967年に量産先行車がつくられ、1968年から量産された。
電車としては初めてサイリスタ位相制御を採用。 構成は1M2T。
ブレーキはM台車は踏面両抱き、T台車はディスクブレーキ。 制御は電磁直通空気ブレーキ。発電ブレーキはなし。
主電動機はMT54A、150kW。 MT54Aは直流モーター。交流を整流して使用している。
台車は空気ばね台車、軸箱支持は円筒案内式。 DT38/TR208。
2015年に全車廃止。
900番台
901編成、台車はDT38X、TR208Y。戸は折戸。
902編成、台車はDT38X、TR208X。戸は引戸。
2両単位。クモハ711とクハ711がある。
基本番台
1M2Tの3両単位。中間電動車のモハ711が追加。
50番台
100番台
室蘭電化用。
1988年製造開始の北海道の近郊用電車。
編成 | |||
1次 | 1988 | F1-F8 | |
2次 | 1989 | F9-F16 | |
3次 | 1990 | F17 F18 | |
4次 | 1991 | F19-F22 | |
5次 | 1992 | F23 F101-103 F201-203 | 6両固定、サハ721とモハ720登場 |
6次 | 1993 | F1001-1005 | GTO-VVVFインバータ制御採用 |
7次 | 1994 | F1006-1009 | |
8次 | 2003 | F4101-F4104 F5001 F5101-5103 | 全て中間車 |
主電動機
1-4次 | 0番台 | サイリスタ位相制御 | N-MT721(直流150kW) |
5次 | 100/200番台 | サイリスタ位相制御 | N-MT721 |
6-7次 | 1000番台 | サイリスタ位相制御コンバータ、3ステップPWM制御GTO-VVVFインバータ | N-MT785A(交流215kW) |
8次 | 5000番台 | 3レベルPWM制御コンバータ、 2レベルPWM制御IGBT-VVVFインバータ | N-MT731 (交流230kW) |
2100番台 | 3レベルPWM制御コンバータ、2レベルPWM制御IGBT-VVVFインバータ | N-MT721A(250kW) | |
3000番台 | サイリスタ位相制御 | N-MT721 (直流150kW) | |
3100/3200番台 | 3レベルPWM制御コンバータ、2レベルPWM制御IGBT-VVVFインバータ | N-MT721A(250kW) | |
4000番台 | 1000番台から改番 |
台車。5次車まではN-DT721、N-TR721。 6次車以降はN-DT721A、N-TR721Aを採用。 8次車はN-DT721B、N-TR721B。
0番台
3両編成(2M1T)。
ブレーキは踏面ブレーキ。発電ブレーキつき。 1部は2100番台、3000番台に改造。
100/200番台
1992年製造。6両固定編成用。5次車に含まれる。
のちに3100/3200番台に改造。
1000/2000番台
1993年製造開始。6次車に属する。
サイリスタ位相制御からVVVFインバータ制御に変更。
2M1Tから1M2Tに変更された。
台車は軸梁式に変更、ヨーダンパ追加。130km/h運転に対応。
全て3両編成。
一部は4000、5000番台に改番。
2100番台
2010年より改造。0番台をVVVFインバータ制御に改造したもの。
1M2Tに変更。
ブレーキは発電ブレーキから回生ブレーキに変更。
3000番台
2002年に0番台を改造、130km/h運転に対応したもの。3両編成。
元番号に+3000。ブレーキを改良。
サイリスタ位相制御車。
3100/3200番台
元5次車。
2002年に100/200番台を改造、130km/h運転に対応したもの。6両編成。
2010年以降は保全工事が随時おこなわれ、4M2Tから2M4Tとなった。
F-3022(4次)/3023(5次)編成は保全工事によりF-3122/3123となった。
4000番台
8次車。
1000番台(3両編成)を6両編成に変更するため追加された車両。
既存の1000番台も同時に改番された。
ブレーキ遅れ込め制御は搭載していない。
5000番台
8次車。2003年製造。
1000番台を6両編成(4000番台)にした際に
余剰となった先頭車用に中間車を新製した編成。
3両編成。
ブレーキは発電ブレーキから回生ブレーキに変更。 遅れ込め制御が可能。 台車はN-DT721B、N-TR721Bに変更。
1996年製造開始の電車。 キハ201系と併結運転が可能。 3両編成。1M2T。
主電動機はN-MT731(230kW)。三相誘導電動機。 IGBT-VVVFインバータ制御。
台車はN-DT731、N-TR731。 軸梁式、ボルスタレス台車で牽引装置に1本リンク式を採用。 ヨーダンパ、軸ダンパを装備。
ブレーキは踏面両抱。 電気指令式空気ブレーキ、回生ブレーキを採用。
2012年製造開始の電車。
731系より床面が100mm低く、乗降口にステップがない。 座席は全てロングシート。
主電動機はN-MT731A(230kW)。
制御はIGBT-VVVFインバーター制御。 電動機の冷却は外気式、外気は車内の雪切室を経由して電動機を冷却する。
ブレーキは電気ブレーキ。0kmまで使用可能。
台車は軸梁式ボルスタレス台車。空気ばねでヨーダンパを設置。 N-DT733(動台車)、N-TR733(付随台車)。
基本
2014年製造開始。快速エアポート用。2M4Tの6両編成。
主電動機は基本番台と同じだが全閉式のN-MT733を採用。 発生した熱は熱交換器を用いて主電動機の表面から放出して冷却する。 このため省スペース化が可能。
2015年製造。3両編成4本。はこだてライナー用。
仕様は3000番台に準拠。 電動機はN-MT733。
2010年製作の車両。3両編成2本が製造された。 車体はアルミニウム製。先頭部のみは鋼製。
設計速度は120km/h。
主電動機はN-MT735(230kW)。
台車は軸梁式ボルスタレス空気バネ台車、ヨーダンパ付。 N-DT735、N-TR735。
ブレーキは全電気ブレーキで0km/hまで使用可能。
2023年春から運用開始の電車。 13編成26両導入予定。
735系と同じアルミ合金製。前頭部は鋼製。
2両編成でオールロングシート。2扉。ワンマン運転に対応。 最大6両で運行可能。
主電動機はN-MT737、1時間定格出力190kW。
台車はN-DT737、N-TR737。車輪径は810mm。
ブレーキは電気ブレーキ、電気指令式空気ブレーキ。 空気ブレーキは補助。 Tc車は遅れ込め制御に対応。
制御方式はVVVFインバータ。 主変換装置にハイブリッドシリコンカーバイト(SiC)モジュールを用いる。
1978年製造開始。 1M1TA方式。初期は3M3Tの6両編成。のちに4両化に改造。
パンタグラフ、主変圧器、主整流器は電動付随車(TA)に搭載している。
主電動機は直流直巻。第2次まではMT54A、第3次はMT54E。 MT54の印加電圧を375Vから500Vにあげたもの。 サイリスタ位相制御。
1M1T方式。 主制御器と主抵抗器はM車、パンタグラフ、主変圧器、主整流器はT車に搭載。
台車はDT38A、TR208A。
ブレーキは発電ブレーキ。
クモハ781 | 制御電動車、主制御器、MG、CP |
サハ780 | 付随車、パンタグラフ、主変圧器、主整流器 |
モハ781 | 中間電動車、主制御器、MG、CP |
サハ780 | |
モハ781 | |
クハ780 | 制御車、パンタグラフ、主変圧器、主整流器 |
1986年に6両から4両に改造。 モハ781 4両とサハ780 4両が先頭車改造
1990年製造開始。 最高速度130km/h。
初期は2両編成と4両編成(2M2T)。 500番台登場後は5、3、2両編成。
主電動機はN-MT785(190kW)。VVVFインバータ制御。
動力伝達はFRP製のたわみ板を用いたたわみ軸継手(TD継手)方式。 歯車比は4.21。
台車はボルスタレス空気ばね台車。 N-DT785(動台車)、N-TR785(付随台車)。
ブレーキは発電ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ。 更新工事後は回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ。
基礎ブレーキは車輪踏面両抱式。 付随台車は1軸1枚のディスクブレーキを併用。
パンタグラフはN-PS721B。 クハ784とサハ784に設置。
クモハ785-0 | 運転台、主電動機 |
サハ784 | 主変圧器、パンタグラフ |
モハ785-0 | 主電動機 |
クハ785 | 制御車、運転台あり |
クモハ785-100 | 運転台、主電動機 |
クハ784 | 運転台、主変圧器、パンタグラフ |
300番台
500番台による5両編成化の際に余った2両を789系-0の増結用に改造したもの。
2010年改造。
500番台
2002年製造。uシート用の車両。エアポートとして千歳線に乗り入れるために導入。
電動機はN-MT731(230kW)を4基。 ブレーキは回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ。
台車はN-DT785A、軸梁式。
モハ785の電源はクハ784の主変圧器から給電される。
JR北海道の電車。基本番台と1000番台がある。
基本番台
2002年に製造開始。津軽海峡線向けとして製造。
初期は5両編成。2005年に6両化。
140km/h運転に対応。
三つの編成がある。
HE-101からHE-106まである。
HE-201からHE-206まである。
HE-300編成 2両 モハ788+クハ789
増結用編成。ライラック運転開始後は使用されていない。
電動機はN-MT731、230kW。強制冷却式。
駆動装置はTD継手平行カルダン、歯数比3.96。
台車は動台車はN-DT789、付随台車はN-TR789。 軸梁式空気ばねボルスタレス台車。
ブレーキ制御は電気指令式空気ブレーキ、回生ブレーキを併用。
ブレーキはM台車は踏面両抱き、T台車は踏面両抱き+ディスクブレーキ。
2両ユニットと3両ユニットで構成。 2両ユニットは走行風自冷式主変圧器に主変換装置を1台接続。 3両ユニットは強制風冷式主変圧器に主変換装置を2台接続。
主変換装置はIGBTベクトル制御VVFインバータ。 N-IC789。
2007年に製造開始。札幌発着の特急用。
常時5両の固定編成。2M3T。中間付随車から電源を供給する。 主変換装置はモハに搭載。
先頭車は貫通扉がない。最高速度は130km/h。
電動機は基本番台と同じ。 駆動装置の歯車比は4.43と大きくなっている。
台車は動台車はN-DT789A、付随台車はN-TR789A。