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食肉目。 肉を切り裂いて食べることに適した裂肉歯をもつ動物。
食肉目アシカ科の水生哺乳類の総称。
狭義にはカリフォルニアアシカのことをさすことが多い。
ネコ目イタチ科の動物。 北アメリカに生息。 性格は獰猛。
北海道東部で養殖されていたが、一部が逃げ出して定住した。
食肉目イタチ科の動物の総称。
多くは肉食。 昼行性、夜行性の種がいる。
食肉目イヌ科の動物。 体長1-1.4m。 色は通常は灰色を帯びた茶色。
一般的にオオカミというとハイイロオオカミのことをさす。
北アメリカ、アジア、ヨーロッパに分布。
日本には本州以南にニホンオオカミ、北海道にエゾオオカミが生息していた。 両方とも明治に絶滅したとされる。ともにハイイロオオカミの亜種。
群れで生活する。
キタオットセイ。 アシカ科。北太平洋のみに分布する。 南半球のものはミナミオットセイと呼ばれる。
オスは体長2.1m、体重180kg。タテガミがある。 メスは小さく1.4m。50kg。
オスはメス15-60頭のハーレムをつくり繁殖する。
繁殖地
繁殖期以外は南下する。ロベン島の種は北海道噴火湾まで南下する。
一時絶滅に瀕したため1911年に日米加ソ連でオットセイ保護条約を結んだ。 1988年失効。
外腎は強壮剤として用いられる。
食肉類イヌ科キツネ属。
アカギツネはユーラシアと北アメリカに分布する。
日本では北海道でキタキツネ、本州九州四国にホンドギツネが生息する。 キタキツネはエキノコックスを媒介することがある。
ピューマを参照。
食肉目クマ科クマ亜科。
世界には8種類のクマがいる。
日本では2種類生息する。
ツキノワグマ
ヒマラヤグマの亜種。雑食。本州に生息。
のど部分に月型の紋があることが多い。
冬眠中も体温は下がらず、この間に1-2匹の子を産む。
食肉類イヌ科タヌキ属。
アジア東部特有の動物。 日本では北海道でエゾダヌキ、本州九州四国にホンドダヌキが生息する。
食肉目ネコ科。 トルコ東部、シベリア南東部、マレー、インドネシアに生息。 9亜種に分類される。絶滅が懸念されている。個体数は2100-3100頭(2017)。
体長はオスで2.5-3m、体重は200-250kg。 走る速度は50-60km/hだが、長距離を走ることは難しい。
林、草むら等に生息、 夜行性で夜間に動物を捕食する。ヒトを襲うこともある。
2016年現在の生息数は4000頭前後。
ヒョウを参照。
食肉目クマ科の動物。 ジャイアントパンダ、オオパンダとも。 中国では大熊猫(ターシェンマオ)と呼ばれる。 中国四川省、甘粛省、竹林の密生する地帯に生息。
単独で生活し、タケの葉、タケノコ等を食べる。
生息数は2015年で約1800頭とされる。
クマの一種。北海道に生息 頭胴長は200-230cm、体重は150-250kg。メスよりオスの方が大きい。 雑食で主食は植物。
冬は穴にこもって長期間眠るが眠りは浅い。
発情期は初夏、子育ては冬ごもりをしている穴の中でおこなわれる。 ヒグマは共食いをするため、子ヒグマは他のヒグマから狙われやすい。 子育ては約1年半おこなわれ、この間オスは寄せ付けない。オスは子育てには参加しない。
ネコ科の動物。クーガー、アメリカライオンとも。 カナダ西部から南アメリカ南端に分布。 体長1.1-1.6m、体重30-120kg。 ヒョウとほぼ同じ大きさ。
体色は個体により様々。
単独で生活する。主食はシカ。他にビーバー、ヤマアラシ、ヒツジ、ウマ等を襲う。 ヒトはあまり襲わない。
寿命は飼育下で19年。
ネコ科の動物。 アフリカから中国、朝鮮にかけて分布。 体長1.4-1.8メートル。 メスはオスよりも小さい。体色は地域により異なる。
単独で生活し、狩りは夜に行う。音をたてずに接近し獲物を狩る。 木登りがうまく、獲物は木の上に引き上げる。
シロクマとも。食肉目クマ科。クマの中では最も大きい。 体長はオスが2.5-3m、メスは2-2.5m。 北極、グリーンランド、アイスランドに生息。
クマの中で最も肉食の傾向が強い。
ヒグマ、ツキノワグマにも白いアルピノ個体があらわれることがある。
ジャコウネコ科の一部の哺乳類の総称。 通常はインドマングースのことをさす。
1910年にハブ退治のため沖縄にフイリマングースが移入されたが、 ハブの天敵とはならず、ハブ以外の動物をよく捕食してしまい、生態系に悪影響を与えている。
1979年には奄美大島でも放されたが、のちに防除が始まり、 2018年に最後に捕獲がない状態が続いており根絶の可能性が高くなっている。
イタチ科の動物。
日本では北海道で飼育中に逃走したアメリカミンクが野生化している。
ネコ科の動物。アフリカのサバンナに生息。 雄は全長2.5m、体重150-250kg。 数頭の雄と約10頭の雌が群れをつくる。