時間をあらわす単位
秒 | SI基本単位 |
分 | SI併用単位 |
時 | SI併用単位 |
日 | SI併用単位 |
年 | SI併用単位 |
GMT | グリニッジ標準時 |
JST | 日本標準時 GMT+9 |
TAI | 国際原子時 |
UT | 世界時 |
UTC | 協定世界時 |
Central European Summer Time. 中央ヨーロッパ時間(CET)の夏時間。
期間は3月の最終日曜日02:00(夏時間03:00)から 10月の最終日曜日03:00(夏時間02:00)まで。
Central European Time. 中央ヨーロッパ時間。UTC+1。
日本との時差は-8時間。
夏季はCESTが使われる。
(0).Central Standard Time. 中央標準時。 UTCからは6時間遅れている。
北アメリカで使われる。 夏時間はCDTが使われる。
(1).China Standard Time. 中国標準時。 中国で使われる。
UTCより8時間早い。
(2).Cuba Standard Time. キューバ標準時。 UTCより5時間遅れる。
グリニッジ標準時。現在はUT1と同一。
GPSで用いられる時刻体系。
UTC 1980/1/6 0:00(日本時間は9:00)を起点とし、 週と秒だけであらわす。 現在の時刻は起点からn週目のm秒目と表現する。
週の表現は10ビットであらわしているため、1024週目には0に戻り、 これはGPS週数ロールオーバーと呼ばれる。
GPS時にはUTCとのずれが何秒あるかの情報が送信されているため、 うるう秒はない。
日本標準時。協定世界時UTCを9時間進めた時刻。 東経135度(兵庫県明石市付近を通る)が基準。
国際原子時。International Atomic Time. 世界各地にある約100台のセシウム原子時計の結果を パリにある国際度量衡局(国連の下部組織)が統合して合成する原子時。 1958年1月1日0時に世界時UT2と原点を一致させて開始。
UTC(協定世界時)と秒の刻み方は共通だが、時刻は数十秒異なる。
世界時。Universal Time. 地球の自転観測から定められる時刻。 グリニッジにおける平均太陽時角を元に決められる。 UT0,UT1,UT2の3種類があるが、現在はUTというとUT1をさすことがほとんど。 恒星時を求めるのに必要となる。
協定世界時。Coordinated Universal Time. 1972年1月1日0時に旧協定世界時を基準にTAIとの差を-10秒として開始(特別調整)。 TAIと秒の刻み方は共通だが、時刻は数秒異なる。
UT1は地球回転観測により算出されるが地球の自転速度は変動するため、時間が経つとTAIと開きが生じてくる。 そこでTAIを基準に必要に応じて閏秒を挿入または削除する事により UT1との差を±0.9S以内になるよう管理されている。
ΔUT1は観測により決められる。
閏秒調整は1972年より開始され、2009年1月1日までに24回おこなわれている。 このため2009年現在UTCはTAIに対して34秒遅れている。
地球の自転速度の変動により生じる 原始時計とのずれを修正するための処置。
1972年に開始。2014年末までに25回(全て挿入)がおこなわれた。
実施は国際機関のIERS(国際地球回転事業)がおこなう。
12月か6月の末日の最後の秒に1秒を挿入する。 それでも調整しきれない場合3月か9月に行われる。
自転が遅い場合は59:59のあとに59:60を挿入、その次が0:0となる。 速い場合は59:59を飛ばす。
日本時間では8:59の最後の秒での調整となる。
原子が放出する電波、光を利用した時計。
同じ標準時を利用する地域、区分のこと。 イギリスのグリニッジ天文台における基準時刻との差であらわす。 日本の場合は+9時間。
時刻を知るための機器。
英語では月、日、年の順に表すのが一般的。 日付を序数詞(1st,2nd,3rd,4th...)であらわす場合もある。
太平洋上、経度180度に通る線。ただし一部は変更されている。 日付の境目となる線。 東から西へ通過する場合は日付を1日進め、逆の場合は1日遅らせる。
second.時間を表す単位。記号はs。
光は1ナノ秒に30cm伝わる。電子回路の信号伝達限界も同様となる。 秒は角度、経度、緯度をあらわす単位でもある。記号は"。 1秒 = 1/60分 = 1/3600時間となる。
国、州等で協定して用いる共通時刻。 グリニッジ時を基準とし、1時間毎(まれに30分毎)にその地方の標準時とする。 日本は東経135度を標準子午線とし、標準時刻としている。