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地学 大気 >

(かぜ)

空気の流れのこと。気圧差により発生する。 地上の風はこの他に気圧傾度力コリオリ力、地上との摩擦力が関係してくる。


(あねったいこうあつたい)

中緯度高圧帯。中緯度にできる気圧の高い地帯。

(かいりくふう)

1日を周期として風向きを変える風。

(きせつふう)

季節によって風向きが大きく変わる風。

夏は海洋の湿った空気を大陸に運ぶため雨季になることが多く、 冬季は大陸の乾いた空気を海洋に運ぶため乾季になることが多い。

(きだん)

水平方向にほぼ一定の性質をもった空気の巨大なかたまり。

日本に影響を与える気団

気団 記号発現地 主発生時期
シベリア気団 cPシベリア大陸 寒冷乾燥、日本海を渡るときに変質
オホーツク海気団mPオホーツク海 梅雨期、秋寒冷多湿、陰鬱な天気
小笠原気団 mT日本南東方海上温暖多湿、好天を伴う
長江(揚子江)気団cT揚子江下流域 春、秋 温暖乾燥、移動性高気圧として好天を伴う

シベリア気団

オホーツク海気団

小笠原気団

(きょくとうふう)

極偏東風、周極風。

極高圧帯から高緯度低圧帯(亜寒帯低圧帯)に向けて極高気圧から吹き出す東よりの風。 貿易風偏西風と比べると弱い。

(こうそうてんきず)

ある気圧になった高さの分布を示した天気図。 気象庁では300hPa、500hPa、700hPa、850hPa等の高層天気図を作成している。

数値は上段が気温(度)、下段は気温と露点の差(度)。

300hPa約9000mジェット気流の判断
500hPa約5500m一般流(台風を動かす風)、対流圏中間に位置する
700hPa約3000m雨雲の高さ、雨域の判断
850hPa約1500m気団

天気予報で「上空に氷点下nn度の寒気が…」と予報される場合は約5500mの高さをさす。

(こりおりりょく)

地球自転により発生する力。 フランスの物理学者フーコー(1819-1868)が地球が自転している証拠として示し、 同じくフランスの物理学者コリオリ(1792-1843)が明らかにした。

(じぇっときりゅう)

亜熱帯ジェット気流

寒帯前線ジェット気流

(せきどうていあつたい)

赤道付近にある気圧の低い地帯。

(ぜんせん)

気団と気団が接する境界面(前線面)と地表面の交線のこと。 暖気と寒気が接する。

温暖前線

寒冷前線

閉塞前線

停滞前線

(てんきず)

場所によって気圧がどのように異なるか示した図。

(とうあつせん)

天気図で気圧が等しい地点をなめらかな線で結んだもの。

(はどれーじゅんかん)

低緯度地域で起こる大気の循環。 (北半球の場合)赤道付近で上昇した大気は北に移動、北緯30度付近で下降して 中緯度高圧帯(亜熱帯高圧帯)を形成する。 地表からは北東貿易風により赤道に戻り、循環が完成する。

(へんせいふう)

亜熱帯高圧帯(中緯度高圧帯)から亜寒帯低圧帯(高緯度低圧帯)へ 一年中恒常的にふく西よりの地上風、上空風。 北半球大陸西岸や陸地の少ない南半球で発達。特に上空は強い風となる。

地球の自転(コリオリ力)の影響で南北に大きく蛇行することがあり、偏西風波動と呼ばれる。

(へんせいふうはどう)

ジェット気流が南北方向に波状にうねりながら吹く現象。

(ぼうえきふう)

亜熱帯高圧帯(中緯度高圧帯)から赤道低圧帯へ恒常的に吹く東よりの地上風。

(ろすびーじゅんかん)

偏西風波動に伴っておきる中緯度と高緯度の大気の循環。 偏西風が南北に蛇行する事により熱が南北方向に輸送される。

(やまたにふう)

山間部でみられる1日を周期として風向きが変わる風。


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