気圧


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気圧

(きあつ)

大気圧。地球上の空気による圧力。 値は場所により異なるが、真空を基準とした絶対圧で 101.325kPa(1013.25hPa)を標準気圧(1気圧)として定めている。

高さが10m高くなると1hPa減少する。 富士山頂上の気圧は約630hPa。水が沸騰する温度は87-88度。

天気図での気圧観測値は高度0m(海面の高さ)で観測がおこなわれたと 仮定したときの値に補正されている(海面気圧)。

気圧の谷

気圧の尾根

(おんたいていきあつ)

温帯寒帯で発生し日本にやってくる低気圧。 中心から南西に寒冷前線、南東に温暖前線を伴うため接近すると天候に影響を及ぼす。

台風の中心部は暖かい空気のみが存在するが、冷たい空気が入ってくると構造が変化する。 天気予報で台風が温帯低気圧に変わったと表現される場合は、この状態を示す。

(きあつけい)

晴雨計、バロメーター。 気圧を測定する機器。

フォルタン気圧計
水銀柱の高さを読み取る。

アネロイド気圧計
空盒(くうごう)が気圧の変化で伸縮するのを利用する。 アネロイドは非液体の意。目盛りを替えると高度計にもなる。 自記式のものもある。

電気式(静電容量型)
静電容量の変化を利用する。 センサはシリコン基板に真空部を形成させたもの。 気象庁が観測に使用している。

(きあつのたに)

トラフとも。 天気図で低気圧の中心からV字、U字状に伸びた気圧の低い部分。 東側は天気が悪くなりやすい。

(きょくうず)

北極、南極上空でできる巨大な低気圧の渦。

(こうきあつ)

H. 周囲より相対的に気圧の高いところ。 下記の3種類がある。

温暖高気圧(背の高い高気圧)

寒冷高気圧(背の低い高気圧)

移動性高気圧

(ていきあつ)

L. 周囲より相対的に気圧の低いところ。

(ばくだんていきあつ)

温帯低気圧のうち急速に発達するもの。

中心気圧が24時間で(sinφ/sin60°)×24hPa低下するもの。 気象庁ではこの表現は使われず、かわりに「急速に発達する低気圧」と表現される。


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