蓄電池


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蓄電池

(ちくでんち)

二次電池。繰り返して電気エネルギーを蓄えたり消費したりできる電池。

英数

(EBばってりー)

サイクルバッテリーとも。 頻繁な充放電に強い電池のこと。

リン酸鉄リチウムイオン電池。 リチウムイオン電池の一種。

正極側にリチウムリンを使用している。 コバルトは使用していない。

発火の危険性が低く安全性が高いとされる。

Valve-regulated lead-acid battery. 制御弁式鉛蓄電池。密閉型。

MFバッテリーとも。

電解液を固定化した鉛蓄電池

電解液をセパレーターに吸着させてあるため、 開放型と比べると液の量が少なくて済む。

液口栓はない。

HV車、オートバイに使われる。

ワットアワー。 電池の容量をあらわす単位。

1000Whの電池の場合、50Wの電力を20時間使用できる。

(とりくるじゅうでん)

電池の自然放電を補うため、微弱な電流を継続的に送って充電する方式。

(なまりちくでんち)

充電可能な二次電池。起電力は電池一組あたり約2.1V。

放電が進むと負極、正極ともに硫酸鉛になり、溶液の硫酸も減る。

放電が進むと極板の質量が増加し、希硫酸の濃度が低下する。 充電すると希硫酸の濃度が増加し、極板の質量が減少する。

電池の容量は時間率であらわされる。 100[Ah]の蓄電池は連続して10時間 10Aの電流で放電できる。 通常蓄電池の容量は10時間率であらわされる。

(にっけるかどみうむでんち)

ニカド電池。アルカリ蓄電池。公称電圧は1.2Vで アルカリ乾電池と互換性がある。 1899年にスウェーデンのユングナーが発明。 カドミウムを使用するため環境問題から現在はニッケル水素電池等に移行しつつある。

第二次世界大戦後に急速に発達した電池。 通常密閉化したものが使用される。

自己放電による容量低下が大きい。また電力が残っている状態で充電すると、 本来の充電容量が減少してしまう「メモリー効果」が発生する。

(にっけるすいそでんち)

公称電圧は1.2Vでアルカリ乾電池と互換性がある。 エネルギー密度はニカド電池の2倍以上。

1990年に松下電池工業(現パナソニック)、三洋電機が量産化。 パナソニックのエネループはニッケル水素電池が使われている。

ニッケルカドミウム電池と同様に自己放電による容量低下、メモリー効果が発生するが、 改良が続けられている。

(ふどうじゅうでん)

フローティング。 直流発電機または整流器、蓄電池、負荷を並列に接続して動作させ、 電池の放電を補う程度に充電しながら負荷に電力を供給する方法。

(りちうむいおんでんち)

小形の二次電池。電圧は約3.7V。 ニッケル水素電池にみられる自己放電による容量低下、メモリー効果は発生しない。 旭化成が発明、1991年にソニー・エナジー・テックが量産化。

過充電、過放電により発熱、発火、爆発する危険性があるため、電池には安全回路が組み込まれている。 電池本体にも高価な材料が使われているためニッケル水素電池と比べると価格が高い。

フル充電時の電圧は4.2V、放電したときは2.7Vとされる。

充電器は電圧が4.2Vより若干低い値になると充電を終える。

急速充電器は一般充電器より電流値が高い。 細かく電圧を制御することにより電池への負担を減らしている。

電池パックには温度計測用のT端子(サーマル端子)がついており、 T端子と-端子間の抵抗値を測定して電池温度を計測できる。

電圧が0.6V以下になると負極の銅箔の銅がイオンとなって電解液中に溶出する。 この状態で充電すると銅イオンがセル内部のいたるところで銅となる。 また電解液中に銅イオンが溶出していると、イオン化傾向の違いにより鉄がイオンとなる。 これによりパッケージに穴が開くことがある。

(りちうむぽりまーでんち)

リチウムイオンポリマー電池とも。

リチウムイオン電池の一種で、電解質に高分子ポリマー材料を使用している。 リチウムイオンと比べるとエネルギー密度が高い。

(れどっくすふろーでんち)

RF電池。 電解液をポンプで循環させ、イオンの酸化還元反応によって充放電を行う大型充電池。 電解液は不燃性。

レドックスは活物質の還元、酸化をあらわす。 フローは活物質を含む電解液を外部タンクに貯蔵、ポンプで循環することをあらわす。


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