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装軌式先頭車両の総称。
狭義には全周旋回可能な砲塔内に火砲を装備し、 車体全体を装甲板で覆ったキャタピラ式のものをさす。
第一次世界大戦で登場。
Armor-Piercing Fin-Stabilized Discarding Sabot. 徹甲弾の一種。
先端が細く、そのままでは砲身に合わないため、砲身に合わせるための 装弾筒がついている。 発射時は筒は外れる。
弾の後部には安定翼がついている。
威力は高いが、反動が非常に強く、戦車以外の車両への搭載は難しい。 また重量もある。
Infantry Fighting Vehicle. 歩兵戦闘車。 輸送と火力支援能力を併せ持つ車両。
アメリカ陸軍、海兵隊が装備する戦車。
エンジンはガスタービンエンジンを採用。
主砲は初期は105mm砲。 M1A1は120mm滑空砲となった。 M1ものちに主砲が換装された。
ソ連、ロシアの戦車。 T-55の発展型。
APFSDS対応。
量産型は115mm滑空砲を搭載。
ライフルがないため砲弾が回転せず、 威力を損なうことがなく砲撃できる。 砲弾には安定翼がついている。
陸上自衛隊10式戦車には初の国産滑腔砲が装備された。
アメリカのキャタピラ社の登録商標。
つなぎ合わせた帯状の鋼板を輪にして前後駆動輪にかけ渡したもの。
正式にはクローラー、トラックベルトと呼ばれる。 日本では無限軌道と呼ばれる。
無限軌道で走行する車両は装軌車両、 タイヤで装甲する車両は装輪車両と呼ばれる。
ドイツの対空戦車。 車体はレオパルト1。 35mm機関砲2門をもつ。有効距離は5.5km。
ウクライナ侵攻でドイツからウクライナに供与され、 巡航ミサイル、自爆ドローンを相手に活躍した。
砲身の腔面に溝(腔線)がある砲のこと。
車両または戦車に火砲を搭載したもの。時速40km程度で移動できる。 通常は155mm以上のカノン砲または榴弾砲。
イギリスの戦車 センチュリオンの後継。
主砲は55口径120mmライフル砲。
Mk1から12まで存在。
陸上自衛隊の戦車。
主砲は44口径120mm滑腔砲。 初の国産滑腔砲。
非対称戦にも対応できるよう小型化された。
装輪式の火力支援車両。 2016年調達開始。通称MCV。
タイヤは8輪コンバットタイヤ、最高約100km/hで舗装路を走行できる。
52口径105mmライフル砲を装備。自衛用に12.7mm重機関砲M2をもつ。
西ドイツの戦車。
105mmライフル砲1基、7.62mm機関銃2基を装備。
機動力を優先しており、走行性能が高い。 時速65km/h。行動距離約600km。