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ピストル、ハンドガンとも。片手で持って発射する銃。
.32ACP。 7.65x17mm ブローニングSRとも。 1899年にベルギーFN社がブローニングM1900と共に発表したACP弾薬。
設計はジョン・ブローニング。
口径は7.65mm。
リボルバーの弾薬の一つ。 口径は0.357インチ。
S&Wの.38スペシャルの薬莢を延長したもの。
38口径と区別のためボアの山径で口径を表示している。
38口径銃で357マグナムを撃つと事故が起こりやすいため、 全長を長くして弾倉に入りきらないようになっている。
9mmショートとも。 1908年にコルトが製造開始。 9mmパラベラム弾の薬莢を短くして改良したもの。
38口径のリボルバー用弾丸。 38ロングコルトの薬莢を伸ばしたもの。
初期は黒色火薬が使われていたが、現在は無煙火薬が使われる。
実際の口径は約0.357in(9.067mm)。
薬莢の径は357マグナムと共通。 357マグナムを使用できる銃ならこちらも使用可能。
リボルバー用の弾薬。 S&Wが1955年に発売。
.45ACP。アメリカで開発された弾丸。口径は0.45インチ。 威力に不足があった.38ロングコルト弾の代替として開発。 .45コルト弾を短縮、リムレス化した。 初速が遅い亜音速弾。
コルトM1911に採用された。
威力は高いが反動が大きい。
.50 Action Express. ハンドガン用の弾薬。1988年に開発。
9mmルガー弾とも。9×19mm。
直径は9.02mm(0.355in)。19mmは薬莢の全長、正確には19.15mm。
1901-1902年にドイツ武器弾薬工業(DWM)が7.65mm×21パラベラム弾を元に開発。
パラベラムはラテン語のことわざ「平和を望むなら戦いに備えよ」に由来。
NATOで使われるものは圧力が強くなっている。
Automatic Colt Pistol. ACP弾。 コルトタイプの自動拳銃用カートリッジのこと。
FNブローニングM1910。 ブローニングが設計、FN社が製造した自動拳銃。
シングルアクション、ストライカー式。
護身用、警察の携帯用として普及した。
コルトの自動拳銃。 1911年にアメリカ陸軍で採用。 コルトガバメントは官給モデル。
1985年までアメリカ軍の制式拳銃として使われた。
弾丸は.45ACP。
1986年のパテント失効後は 多くのメーカーがクローンモデルが販売された。
1955年発売。S&Wの回転式拳銃。弾丸は.44マグナム。 当初の名称は.44マグナム、1957年に改称。
バレル長が異なる4つのモデルがある。
1971年の映画ダーティーハリーでハリー・キャラハンが6-1/2inを使用していた。 その後世界中で大人気となり、品切れを起こした。
警察官用の拳銃。S&Wが生産。5連装のリボルバー。 2006年より調達開始。 M360の日本警察用特注モデル。
M360の口径は.357だが、M360Jは.38。 シリンダーはステンレス。
フィンガースパーとランヤードリングが装着されている。
S&Wの回転式拳銃。 口径は9mm。弾数は5発。
日本のSP警察官が使用する拳銃。 SIG社製、口径は.32、小型オートマチック。 1995年頃から配備。 一部の警察官も使用する。
1980年に開発された自動拳銃。 口径は9mm。
フレームはポリマー素材を多用。 プレコッキング・ストライカーシステムを搭載。
M1911を参照。
コルトの回転式拳銃。ダブルアクション。1953年開発。 口径は.357マグナム。
1955年にコルトが発表したダブルアクションのリボルバー。
銃身は2.5インチ、4インチ、6インチ、8インチがある。
コルトのダブルアクション式リボルバー。1969年発売。 トルーパー Mk.III、Mk.Vの派生型。
銃身は2in。口径は357。弾丸は.357マグナム、.38スペシャル。
日本の刑事ドラマで多用された。
オートマチック。 引き金を引くたびに薬莢の排出と装填が自動的に行われる拳銃。
世界初の自動拳銃は1893年のボーチャードピストル。
大半はセミオート式。
セミオート
一回の操作で空薬莢の排出、弾丸の装填を自動的に行う。
発火は自動ではない。
フルオート
一回の操作で空薬莢の排出、弾丸の装填、再発火を自動的に行う。
アメリカのマグナム・リサーチが設計した自動拳銃。 1982年発表。
口径は.357マグナム、.41、.44、.440、.50 AE。 銃身は通常6in。
ガスにより発射する機構。
トカレフ TT-33. 1933年にソ連が制式採用した軍用の自動拳銃。 その後共産圏の各国で大量にライセンス生産された。
弾丸は旧ドイツの.30モーゼル弾(7.62×25mm)が使われる。
1902年に南部麒次郎が開発した拳銃。 1904年の日露戦争で使われた。
1960年より調達されている警察官用の拳銃。 ミネベアが生産。 5連装のリボルバー。名前は南部麒次郎に由来。
拳銃を参照。
ベレッタが1975年に開発した自動拳銃。 口径は9mmx19。
1985年にアメリカ軍の制式拳銃M9として採用された。
PM(Pistolet Makarova). 1950年代にトカレフの後継として開発されたソ連の制式拳銃。 弾丸はマカロフ弾(9mm×18)。
回転式の薬室と1本の銃身で構成する銃。 1830年頃にアメリカのサミュエル・コルトがパーカッション・リボルバーを開発したのが始まりとされる。 のちにS&Wが金属薬莢を使うリボルバーを開発。
シングルアクション
1発ごとに指で撃鉄を起こす。
ダブルアクション
引き金をひくだけで次々と撃てる。命中精度が低くなる。
ワルサーが1929年に開発した自動拳銃。 PPはPolizei Pistole(警察用拳銃)の意。
1968年にケネディ暗殺事件によりアメリカで銃規制法施行、 PPKが輸出できなくなる。 これによりPPにPPKのスライドとバレルを組み込んだPPK/S(PPK/Special)が開発され好評を博した。 ドイツでは似たモデルをPPK/Eとして発売している。
口径は.22(5.6mm)、.32ACP(7.65mm)、.380ACP(9mm)がある。