基礎


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建築構造 土木 > 基礎

基礎

(きそ)

建物の基礎となる部分。 建築物、構造物の荷重を安全に地盤に伝える。

コンクリート鉄筋が用いられる。

直接基礎
建築物の荷重を直接地盤に伝える基礎。 基礎の下には地業により捨てコンクリート砂利が敷設される。

独立フーチング基礎
柱一本に対して一つのフーチングで支持する。

複合フーチング基礎
1つのフーチングで2〜数本の柱荷重を支持する。

連続フーチング基礎(布基礎)
多くの柱を連続したフーチングで支持する。

ベタ基礎
最下層の単一のスラブで支持する。


高層ビルは洪積層、第三紀層に杭を打って支持される。 沖積層は軟弱なため不向き。

(あとせこうあんかー)

固まったコンクリートに穴あけをして打ち込むアンカーボルトのこと。

金属系
穿孔した孔の中で拡張部が開いて固着する。

接着系
穿孔した孔の中で接着剤が化学反応を起こして硬化するもの。

(あんかーぼると)

構造物の固定のため、コンクリート基礎や壁に埋め込むボルト。

(かまば)

根切りピットなどで排水用揚水ポンプを設置する穴のこと。

(くい)

地業に用いられる資材。

種類

場所打ちコンクリート杭

(くいきそ)

建築物の荷重をで支持層に伝える基礎。 地表面付近の地盤に建物を支持するだけの強度がない場合に用いられる。

支持方法による分類

支持杭(先端支持杭)
硬質地盤に貫入した杭先端の支持力で支持する。軟弱地盤で用いられる。

摩擦杭
地盤と杭表面の摩擦力だけで建物を支持する杭。 中程度の地盤で用いられる。

併用杭
支持杭と摩擦杭の併用型。

(こうせきそう)

台地、丘陵地、沖積層下部に存在する地層。 2000万年から1万年ほど前に堆積された地層。砂礫層と土丹層で構成。 沖積層より締まった強固な地層だが、粘土質の場合は沈下することがある。

(じぎょう)

建築物の荷重を基礎から地盤に伝える部分の構造物を作る作業。

割栗地業

杭地業

(じばん)

建築物、構造物の荷重を支える部分。 建築物、構造物設置前にはあらかじめ地盤調査を行う。 構造物の荷重を支えるだけの十分な強度を持つ地盤を支持層、支持地盤と呼ぶ。

(しほこう)

建築物建造時にそれが完成するまで仮に支持する仮設構造物。

(すてこんくりーと)

捨てコン。 割栗、砕石の上に打つコンクリート、基礎底面を平らにして墨出しをしやすくする。

(だいさんきそう)

約6600万〜約260万年前に形成された地層。 堆積岩火成岩で構成された硬い地盤。

(ちゅうせきそう)

低地に分布する地層。 1万年ほど前の大氷河時代の終わりから現在までに堆積された地層。 ゆるい粘性土、シルト、砂質土で構成。 超高層ビルの支持地盤には適さない。

(どこうじ)

に関わる作業。

(ぴっと)

床ピット。 鉄筋コンクリート造の建物の地下に設けられる空間。 配管、配線などに利用される。

(ふーちんぐきそ)

凸の形をしており、 基礎下部の広がった部分(フーチング)で荷重を地盤に伝える基礎。

(らっぷるこん)

ラップルコンクリート。玉砂利を粗骨材としたコンクリート。 基礎フーチングの下に打設される。


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