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タンク車。
1993年使用開始のガソリン用タンク車。 フレームレス構造。ガソリンは45トン積載可能。 最高速度95km/h。
構造はタキ43000と似ており、混結されることもある。
台車はコキ100系列のFT21を使用。
所有は日本石油輸送または日本オイルターミナル。
1968年製造開始のタンク車。セメント輸送用。70両製造。 35t積。 タキ1900(40t積)が入れない路線用につくられた。
製造時は明星セメントが保有、のちに一部が日本セメントに移籍した。
1964年製造開始。 寒冷地のC重油運搬用のタンク車。133両製造。 北海道で多く使われた。
タンクは中央部が太い異胴径型。蒸気加熱管、保温材を備える。
1969年製造開始。石油用。35t積。52両。 タキ11000の後継。
LPガス専用の貨車。1966年製造開始、310両製造。 2003年頃引退。
容量は25t。車両長さは18m。 断熱材、波除板が省略され軽量化されている。
色は高圧ガスの法令によりグレー塗装になっている。
台車はTR207。タキ25048からはTR211に変更。 25131-25199、25250-25359はTR216。
1976年製造開始。62両。 濃硫酸用の39t積タンク車。タキ5750の後継。
ガソリン輸送専用のタンク貨車。30t積。 1947年から製造。1594両。 2002年に全車引退。
車体は14300mm。
戦前のタキ50とほぼ同じ構造。 入れる線区の制限はほとんどない。
台車はTR20、TR41。
色は黒。 Nゲージでは独自色としてシルバーのものがある。
3000-3049は国鉄貨車。残りは私有貨車。
米国陸軍輸送隊が所有していた貨車は「米タン」と呼ばれた。 側面には軍管理番号が表記された。ドームの形状が少し異なる。
1966年製造開始のタンク貨車。1108両製造。 35t積。 ガソリン専用。タキ9900の後継。 車両メーカー各社が始めて共同で設計した。
全長12620mm。
タンクは異径体でドームレス。
後継はタキ43000。
2009年に全廃車。
派生系列
1977年製造開始のガソリン用タンク貨車。36t積。 140両製造。 最高時速75km/h。
東日本大震災の際に東北へのガソリン輸送に使われた。
1976年製造開始。140両。 ガソリン専用(当初)、40t。
保安対策車でパイプラインが稼動するまで新東京国際空港のジェット燃料輸送に使われた。
台車はTR214。
1967年製造開始。ガソリン専用のタンク貨車。 819両製造。43t、44t積。 フレームレス構造。最高速度は75km/h。
入れる線区は制限がある。
後継はタキ1000。混結されることもある。
タキ143645
1987年に1両だけ製造。車体は銀色。タンク体はステンレス。
台車はTR215F。
1967年製造開始。43t積み。170両製造。 タキ43000の石油用。 タキ43000より約2m短い。
1966年製造開始。589両。 石油用、35t積。 タキ35000の姉妹形式。
1960年製造開始のガソリン用タンク車。50t積。 90両製造。
タンクは異径胴で中央部が太くなっている。
台車は三軸ボギー。
ガソリン輸送専用のタンク貨車。35t積。色は黒。 1962年製造開始、546両製造。 異径胴タンクを採用。
タキ3000と比べると車体は13320mmと短くなった。
タキ9800は石油類用。タンクは少し短い。
1931年製造開始、15t積のガソリン線用タンク貨車。621両。
板ばね懸架は初期は一段リンク、1955年から二段リンクとなった。