コキ


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コキ

(こき)

コンテナ搭載用の貨車。

(こき1000)

1968年製造開始のコンテナ貨車。70両。 41t積。海上コンテナ輸送用。

1986年に全車除籍。

(こき100けい)

1988年製造開始、15ftコンテナ積載用コンテナ貨車コキ50000より荷台は100mm低い1000mm。

高さ2591mmの海上コンテナの積載が可能。 従来のコンテナも積載可能。

110km/h走行に対応。ブレーキには電磁弁を搭載。

(こき100)

1987年に試作されたコンテナ貨車。4両。 4両で1ユニットを組む。

積載面はレール高さ+1000mm(100cm)。これが名前の由来になっている。

デッキ、手すりはなし。のちにデッキありのコキ101が生産された。

1988年から量産開始。 コキ101と合わせた4ユニットとなり、下記のように構成される。

試作車はブレーキ電磁弁あり、量産車はなし。

(こき101)

4両ユニットの両端貨車。デッキ、手すりあり。132両。

ブレーキ電磁弁は 奇数車に常用ブレーキ、常用ブレーキゆるめ用、 偶数車に常用ブレーキ、非常ブレーキ用がある。

(こき102)

1989年製造開始。コキ100の改良型。

コキ103とユニットを組む。

ブレーキ電磁弁はコキ102の奇数車に集中的に設置されるようになった。

500番台
1990年製造開始。 車体長をコキ103と同じ20400mmにしたもの。

(こき103)

1989年製造開始。コキ102とユニットを組む。230両。 デッキあり。

(こき104)

1989年製造開始。ユニットではなく1両単位で使用できるようにしたもの。 2948両。

ブレーキは常用ブレーキ電子弁、ゆるめ電磁弁、非常ブレーキ電磁弁を搭載。

5000番台
埼玉県資源活性化財団所有の私有貨車として製造。 のちにJR貨物に譲渡。

10000番台
1996年。 補助機関車の走行中自動開放に対応する車両。 床面が高くなり、12ftコンテナのみ積載可能。 山陽本線 八本松-瀬野間で使われた。

2002/3に自動開放が廃止され、このあと一般化改造された。

(こき105)

1990年製造開始。2両ユニットを組む貨車。

ブレーキ電磁弁は奇数車に設置されている。

コストダウンのために開発されたが1991年で製造終了、以後は増備されていない。

(こき106)

1997年製造開始。 JRコンテナとISO20フィートコンテナの積載位置統一のために開発された。 1997-2007年で1162両製造。

台車はFT2を採用。

(こき107)

2006年試作、2008年量産開始した貨車。 コキ106の改良型。ブレーキはコキ200と同様のユニットブレーキ方式。

(こき110)

2001年製造のコンテナ貨車。 15ftコンテナ積載用で、5両のみ製造。

(こき10000)

1966年製造開始。 東海道、山陽本線の高速貨物列車用の貨車。 塗色は20系客車と同じ青15号。456両製造。

車体はコキ5500とほとんど同じ構造だが、側梁は軽量化されている。 最高速度100km/h。 台車はTR203。

コキフ10000は車掌室つき。

北海道行の「北たから号」にも使われた。

1974年から1種5tコンテナ5個→2種5tコンテナ4個積に改造された。

100km/hで走行する際は電気機関車が限定される。 電磁ブレーキ指令装置をもち、元空気だめ引通管より空気を供給できる機関車である必要がある。 EF65-1000、EF65F、EF66、ED75-1000、ED76-1000、ED79等が対象。

元空気だめ引通管があれば100km/hは出せないものの列車として運転可能。

10400/10500番台
1988年改造。寒地用(18000番台)を暖地用にしたもの。 10400番台18両、10500番台10両。

11000番台
1977年改造。コキ19000の事故廃車補充用。4両。 20ftコンテナ対応。

12000番台
1988年改造。10両。北たから号用の車両。

18000番台
1968年製造開始。寒地用、85両。 台車はTR203S。

(こきふ10000)

1966年製造開始。車掌室付きのコンテナ貨車。

1974年から1種5tコンテナ4個→2種5tコンテナ3個積に改造された。

(こき200)

2000年製造開始のコンテナ貨車。 20ftx2、または40ftx1のコンテナに対応。最高速度110km。

車体全長は従来よりも短く15m。

(こき5000)

国鉄初のコンテナ専用貨車。当初の名称はチキ5000。 試作含め57両製造。 のちに改造でデッキと手すりがつき、コキ5500 6714-6770に編入された。

(こき5500)

国鉄のコンテナ専用貨車。初期の名称はチキ5500で1965年に形式変更。 1965-1970年製造。 台枠はコキ5000より350mm長い17350mm。

車端部が延長されデッキと手すりが新設された。

25500番台
2種コンテナ4個積みに対応したもの。

45500番台
95km/h走行に対応したもの。

(ちき5500)

(0).1965年製造開始のコンテナ貨車。 のちにコキ5500に改称。

(1).コキ5500をロングレール輸送用の長物者に改造、改称したもの。 1974年改造開始。

(こき50000)

1971年製造開始のコンテナ貨車。3276両。

2種5tコンテナを5個積載可能。荷台高さは1100mm。全長は20m級。 10tコンテナは3個。

最高速度95km/h。 ブレーキは12系客車で採用されたCL空気ブレーキを改良したものを搭載。 電磁弁は搭載しないためコキ10000のように機関車は限定されない。

台車はTR223。

58000番台
コキフ50000 51000番台を改造したもの。 コンテナ積載数は4個。

250000番台
1958年改造。ブレーキを強化したもの。 初期は既存のものと同じ色だったが、のちにライトグリーンに変更。

(こきふ50000)

1971年製造開始のコンテナ貨車。350両。 車掌室付。2種5tコンテナを4個積載可能。

台車はTR223またはTR223A。

51000番台
1979年改造開始。台車を空気バネのTR203に交換したもの。 車両番号は原番号+1000。

59000番台
コキフ10000の改造編入車。電磁ブレーキが撤去されている。 車両番号は原番号+49000。

(こき250000)

1985年にコキ50000を改造したもの。 1000t→1200t車改造がおこなわれた。

ブレーキ性能向上により1000t列車では100km/h走行が可能。

色は初期は赤3号、のちに緑色に変更された。

2012年引退。

(こき350000)

1987年にコキ50000を110km/h対応に改造したもの。 スーパーライナー用。

車体の色は黄色だが、初期は工場毎に異なる塗色だった。

改造箇所はブレーキでCL形をCLE形に改造、電磁自動空気ブレーキを搭載。

1993年頃に台車が交換された。 2008年に引退。

(たから)

1959年運転開始。日本初のコンテナ専用貨物列車。 区間は汐留-梅田。

牽引はEH10、一部D52。 貨車はチキ5000(のちのコキ5000)。しんがりにヨ5000を連結。 25両で運転された。

1969年に愛称廃止。


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