器官 > 泌尿器
排尿の神経中枢は仙髄(S2-S4)。
尿検査項目
尿蛋白 |
尿糖 |
疾患
尿道にある随意筋。 排尿時に弛緩する。
腎杯が融合してできた漏斗状の入れ物部分。 ここに溜まった尿は尿管に送られる。
腎臓腎乳頭の先に接してこれを取り巻く袋状の部分。
ウォルフ体、原腎とも。 円口類のヤツメウナギ、魚類、両生類の成体がもつ排出器官。 腎臓としてはたらく。
前腎のあとに生じる。 爬虫類以上では退化し後腎に代わる。
膀胱が尿道に移行する部分にある不随意筋。 膀胱に尿が溜まると収縮し、排尿時に弛緩する。
腎臓の腎盂と膀胱を結ぶ管。直径は4-7mm、長さは成人男性で25-27cm。 蠕動により尿を膀胱に送る。 数箇所の生理的狭窄部位があり、結石がひっかかることがある。
膀胱にたまった尿を排出する通り道。 男女差が大きく、男性では精子の通路を兼ねる。
男性の尿道は長さ約18cm。 前立腺を貫通し陰茎内を通って亀頭先端に開口する。
女性の尿道は長さ約3-4cm。膣前庭に開く。
排尿のがまんには外尿道括約筋が重要。
尿道の炎症。
尿道にかゆみが起き、膿が出る。 治療には抗生物質が用いられる。
女性の場合は子宮頸管炎と併発することが多い。
尿路に生じる結石のこと。
結石は腎盂で形成され、尿路を下降して成長する。 30〜50代男性に多い。疼痛を伴う。
結石の種類
膀胱の平滑筋。 排尿の際に収縮する。
恥骨結合の後ろに位置する袋状の器官。上は腹膜に接する。
尿管から送られてくる尿を一時的に溜める。
男性では後ろに直腸、精嚢、精管がある。 女性では後ろに子宮と膣がある。
尿は尿道から排出される。男性の場合尿道は前立腺を貫通する。
交感神経と副交感神経が分布し排尿機能をつかさどる。 容量は成人男性で500-650ml。 尿意を感じる範囲は150-300ml。
尿が溜まると副交感神経である骨盤神経によって、脊髄にある排尿中枢へと伝達される。
疾患
膀胱に炎症が起きている状態。 女性に多い。
主な原因は細菌(大腸菌)の混入。
治療は抗菌剤の内服。