消火設備


index skip allword source recent(rd) (no rd)
dicfile-mtime:2021/01/31(Sun) 07:52:38
dicfile-size:3000byte


防災 > 消火設備

消火設備

(しょうかせつび)

(おくないしょうかせんせつび)

火災発生時に放水して消火を行う。 消火栓箱から人がホースを取り出し、放水により消火する。

(かさい)

(しょうかき)

初期消火を行うための機器。 金属製容器に消火剤が入っており、火災時にレバー操作により消火剤を噴出して消火する。

薬剤による分類

強化液消火器
炭酸カリウムの水溶液(ph約12)を薬剤とする。 A/B/C火災に対応。

強化液消火器(中性)
水にカルボン酸塩類またはフッ素系界面活性剤に難燃剤、浸潤剤を配合したもの。 ph約7。 A/B/C火災に対応。

二酸化炭素消火器
JIS K 1106(液化二酸化炭素)の2種または3種が用いられる。蓄圧式のみ。 指示圧力計はついていない。 高圧ガス保安法により容器の1/2以上は緑色に塗装される。 B/C火災に対応。 地下街には設置不可。

粉末消火器
下記の薬剤を使用する。大半はABC。

主成分
ABC淡紅色リン酸二水素アンモニウム
Na 白色 炭酸水素ナトリウム
K 紫色 炭酸水素カリウム
KU ネズミ色炭酸水素カリウムと尿素

ABCはA/B/C火災に対応。 Na、K、KUはB/C火災のみ対応。

放出方法による分類

大きさによる分類

(すぷりんくらーせつび)

火災発生時にスプリンクラーヘッドから放水し消火を行う設備。

湿式
ポンプからスプリンクラーヘッドの配管まで水が入っており、 ヘッド開放とともに放水する。

乾式
配管途中に弁があり、ポンプと弁の間は水が、弁とヘッドの間は圧縮空気が入っている。 寒冷地等凍結のおそれがある場合に用いられる。

スプリンクラーヘッドはスプリンクラー設備の配管の先端につけられる。 開放型と閉鎖型がある。

(ふかっせいがすしょうかせつび)

ガスを消火剤とする消火設備。 消火後の汚損が少なく、電気室、美術館、機械室等で採用される。

空気中の酸素濃度低下により人的危害が生じるおそれがあるため、 安全対策は徹底を図る必要がある。

(みずふんむしょうかせつび)

水噴霧ヘッドから霧状の水を噴霧し、冷却効果、窒息効果により消火を行う設備。

構成は開放型スプリンクラー設備と似ているが、スプリンクラーヘッドのかわりに 水噴霧ヘッドが用いられる。 またスプリンクラー設備より放水量が多いため、排水設備が必要。


Generated by ldiary3.00beta t2h3_method 2008/09/28
Powerd by Ruby Ver 1.8.1