漢字


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漢字

(かんじ)

中国で発生した文字。 中国、台湾日本韓国、北朝鮮ベトナムで使われる。 日本には5世紀頃に伝わり、7世紀頃から広く使われだしたとされる。

楷書
漢字の書体の一つ。一点一画を正確に書く書体。 隷書から発生した。

行書
漢字の書体の一つ。楷書をやや崩したもの。

草書
漢字の書体の一つ。最も崩した書体。

(かたかな)

日本の音節文字。万葉仮名漢字の字画の一部だけをとったもの。

経文に訓点を加えるため万葉仮名を簡略化したのが始まりとされる。

(かな)

日本語に使われる音節文字

(じょうようかんじ)

1981年に内閣訓令・告示された常用漢字表に掲げられる漢字。 当用漢字にいくつかの文字を追加し、1945文字で構成。 当用漢字と比べると制限が緩和されている。

これにより従来の当用漢字表、同別表、同字体表、同音訓表は廃止された。

2010年に改定、196文字が追加、5文字が削除され2136文字になった。

(とうようかんじ)

1946年に内閣訓令、国告示として交付された「当用漢字表」に掲げられる 1850の漢字。 漢字使用の制限を目的とした。 1981年に常用漢字の訓令・告示により廃止された。

(ひらがな)

平仮名。万葉がなの草書体から作ったかな文字。 9世紀頃から使われ始めた。

初期は男性が私的な場面で、または女性が通常使う文字だった。

「安」の草体「阿」の一部の省略形
「以」の草体「伊」の一部
「宇」の草体「宇」の一部
「衣」の草体「江」の一部
「於」の草体「於」の一部の省略形
「加」の草体「加」の一部
「幾」の草体「幾」の草体の一部
「久」の草体「久」の一部
「計」の草体「介」の省略形
「己」の草体「己」の一部
「左」の草体「散」の一部
「之」の草体「之」の草体の変形
「寸」の草体「須」の一部の草体
「世」の草体「世」の草体の変形
「曾」の草体「曾」の一部
「太」の草体「多」の一部
「知」の草体「千」の変形
「州」の略体の草体「州」の略体
「天」の草体「天」の一部の変形
「止」の草体「止」の一部
「奈」の草体「奈」の一部
「仁」の草体「ニ」
「奴」の草体「奴」の一部
「?」の草体「?」の一部の略体
「乃」の草体「乃」の一部
「波」の草体「八」の変形
「比」の草体「比」の一部
「不」の草体「不」の一部の変形
「部」の一部の草体「部」の一部の略体
「保」の草体「保」の一部
「末」の草体「万」と「末」の一部の混合形
「美」の草体「三」の変形
「武」の草体「牟」の一部
「女」の草体「女」の一部の変形
「毛」の草体「毛」の一部の変形
「也」の草体「也」の草体の省略形
「由」の草体「由」の一部の変形
「与」の草体「與」の一部の変形
「良」の草体「良」の一部の変形
「利」の草体「利」の一部の変形
「留」の草体「流」の変形
「礼」の草体「礼」の一部の変形
「呂」の草体「呂」の一部
「和」の草体「和」の一部の変形

(まんようがな)

真仮名。 漢字の用法の一つ。万葉集に多く用いられている。

日本語表記のために漢字の字音、字訓を利用している。 文字自体は漢字を使用している。

平安時代以後は平仮名、片仮名に置き換えられた。

(ろーまじ)

ラテン文字の日本での呼称。

(ヘボン式の場合) パスポートの氏名表記はヘボン式ローマ字を使用する。

あ Aい Iう Uえ Eお O
か KAき KIく KUけ KEこ KO
さ SAし SHIす SUせ SEそ SO
た TAち CHIつ TSUて TEと TO
な NAに NIぬ NUね NEの NO
は HAひ HIふ FUへ HEほ HO
ま MAみ MIむ MUめ MEも MO
や YAい Iゆ YUえ Eよ YO
ら RAり RIる RUれ REろ RO
わ WAゐ Iう Uゑ Eを O
ん N(W)
が GAぎ GIぐ GUげ GEご GO
ざ ZAじ JIず ZUぜ ZEぞ ZO
だ DAぢ JIづ ZUで DEど DO
ば BAび BIぶ BUべ BEぼ BO
ぱ PAぴ PIぷ PUぺ PEぽ PO

きゃ KYAきゅ KYUきょ KYO
しゃ SHAしゅ SHUしょ SHO
ちゃ CHAちゅ CHUちょ CHO
にゃ NYAにゅ NYUにょ NYO
ひゃ HYAひゅ HYUひょ HYO
みゃ MYAみゅ MYUみょ MYO
りゃ RYAりゅ RYUりょ RYO
ぎゃ GYAぎゅ GYUぎょ GYO
じゃ JAじゅ JUじょ JO
びゃ BYAびゅ BYUびょ BYO
ぴゃ PYAぴゅ PYUぴょ PYO

本表及びその他用法で注意すべき点

(1) 撥音 ヘボン式ではB,M,Pの前にNの代りにMをおく。

(2) 促音 子音を重ねて示す。

ただしチ(CHI)、チャ(CHA)、チュ(CHU)、チョ(CHO)音に限り、その前にTを加える。

(3) 長音 ヘボン式では長音は表記しない。 ただしパスポートでは2000/4/1よりヘボン式表記に加え「OH」による表記が可能となった。


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