地形


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地形

(ちけい)

(かーる)

圏谷。氷河地形の一つ。 氷河の侵食により山頂直下の斜面が円形に削られた地形。

(かいがん)
(かがんだんきゅう)

地形の一つ。 河川が長い年月をかけて河底を削ってできる。 削られた部分は谷底平野となる。

残った部分が河岸段丘で、 川より高く平らな地形(段丘)と、削られてできた崖(段丘崖)で構成される。

(かしょう)

砂礫で構成されている川底。 高さは洪水等の場合に変化する。

(かるすと)

地形の一つ。 地表の石灰岩が雨、地下水等の浸食を受けてできた地形。

スロベニアのカルスト地方で発達している。

(かわ)

等の自然の水が集まり、陸上を傾斜に沿って 等に流れ下る水路のこと。

浸食作用、運搬作用、堆積作用がある。 また海の生物の栄養源を供給する。

川の水位は基準面からの高さであらわす。 基準面は川ごとに決められており、東京湾中等潮位(隅田川河口の水位の平均:TP.)を用いることが多い。 川の深さは水位から河床の高さを引いた値。

(きゅうりょう)

山頂付近の狭い平坦面と、麓付近のやや急な斜面で構成される地形。 堆積面が浸食により元の地形を失って形成されるもの、 山地の浸食により形成されるものの2種類がある。 山地よりも標高は低く300〜600m程度。低い起伏がある。

洪積世(更新世)の古い地層が主体で、表面をローム層が覆う事が多い。 水はけはよく、地盤は固くしまっている事が多い。

(けいこく)

渓流のあるのこと。

(さす)

海、湖にたまった砂礫が海流波浪によって運搬、堆積してできた地形。 遠浅で波浪が弱まり、の衰える場所に形成され、細長い形となる。天橋立が有名。

(さんかくす)

に注ぐ箇所。 上流から運ばれてきたが堆積してできた三角形型の地形。 デルタとも呼ばれる。河口の前で川は分流する。

(しぜんていぼう)

洪水の際に河道からあふれた水が運んできた砂礫を堆積させてできる地形。 周囲よりも少し高くなる。そのうしろには水はけの悪い後背湿地ができる。

(しつげん)

低温多湿により枯死体が分解せずにできた泥炭の上に形成される草原。 低層湿原と高層湿原がある。

低層湿原は湖沼、川の付近にでき、ヨシ、スゲなどが生育する。水質は中性で富栄養。 関東より西部に小さなものが点在する。

高層湿原は温帯以北の湿地にでき、ミズゴケ、モウセンゴケ、ツルコケモモなどが生育する。 水質は酸性で貧栄養。

(すいけい)

水源から河口にいたるまでの本と支川の集合。 河川法で規定され、一級水系と二級水系がある。

(せんじょうち)

の出口に形成される扇のような形の地形。

川が谷から平野に出ると砂、泥を運ぶ能力が低下、入口に蓄積して形成される。 砂礫がたまると川は向きが変わるが、のちにそこにも砂がたまり、次々と流れが変わる。 これが長年続くと扇状地となる。上流から扇頂、扇央、扇端と呼ぶ。

扇状地は砂礫で形成されるためが地中にしみこみやすい。 水は地中を流れ、扇状地の終わりで湧水として再び姿をあらわす。 扇状地を流れる川は向きが変わりやすく、水害の原因となる。

砂礫が流れなくなり、川が扇状地を削って形成される扇状地は「開析扇状地」と呼ばれる。

(だいち)

卓地、卓状地とも。 ほぼ水平な地層で構成されるテーブル状の地形。

(たき)

川の流れが河床から離れて流れる部分。滝の落下地点には滝壺が形成される。 固い部分は侵食によりどんどん上流に移動してゆく。

(たに)

大地の隆起との水食作用で形成される地形。 川の上流山地部分によくみられる。

(はやせ)

流れが河床から離れることなく音をたてて急流となっている部分。

(ひょうが)

ヨーロッパやヒマラヤ等でみられる。 万年雪が蓄積されるとのようになり、の斜面をゆっくりと動くようになる。

氷食地形

(ふぉっさまぐな)

西南日本外帯。 日本列島を東西に分ける大地溝帯。 中央構造線より南の地帯。 西側は糸魚川-静岡線、東側は直江津-国府津線で限られる。 ナウマンが命名。

(りあすしきかいがん)

海岸の一つ。 陸地の沈降、海面上昇等により海岸に近いに海水が入り込んで形成される。 鋸歯状に複雑に入り組んだ地形となる。

奥に行くほど幅が狭く水深が浅くなるため、津波が来ると高さが急に高くなる。


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