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2020年現在ほとんど使われていないもの。
アイオメガが開発したリムーバブルハードディスク。 容量は500MB、1GB、2GB。PCとはSCSIで接続。
富士フイルムとオリンパスが共同開発したメモリカード。 スマートメディアの後継。 デジタルカメラ用。著作権保護機能はなし。
TypeM |
TypeM+ |
TypeH |
アイオメガ社が1994年に開発。 外国で普及していたメディア。日本ではMOのシェアが大きく、それほど普及しなかった。 動作原理はフロッピーディスクと同じだが、互換性はない。 容量は100MBと250MBと750MBの3種類があるが、容量が大きいほど普及度は低くなる。
ATAPI,SCSI,USB,パラレルと多くのインターフェイスに対応、 書込速度は比較的速く、ドライブも比較的安価。 欠点はメディアが高価なところで(100MBで約1,000円)、大容量での運用には経済的に向かなかった。
ミツミ電機が1984年に発表した記録媒体。MSXに採用。 フロッピーディスクの一種だが、コスト削減により低価格になっている。 他メディアと互換性はない。
記録容量は両面で約112kB。 データは渦巻状に一括して読み書きされ、 部分的に書き換えする場合も全て磁気ヘッドでなぞられる。 テープレコーダのヘッドが流用できるが、読み書きに時間がかかるのが難点。
5インチ等のフロッピーディスクの普及に伴い姿を消した。 1986年には任天堂のディスクシステムに採用された。
東芝が開発したメモリーカード。 容量は16-128MB。転送速度は2MB/s。 コントローラはカードに内蔵されておらず、ソケット側で処理する。 駆動電圧は二種類あり、8M以上は3.3V、4M以下は5V。
2017年現在は生産終了している。 後継にxDピクチャーカードがある。
容量
容量120MBまたは240MBのリムーバブルメディア。 フロッピーディスクの上位規格で、2DD、2HDと互換性がある。
かつて一般的だった外部記憶メディア。 大きさは8インチ、5インチ(正確には5.25インチ)、3.5インチのものがある。3.5インチが主流だった。
原理はハードディスクと似ており、合成樹脂製の円盤に磁性体を塗布したものがケースにおさめられる。 読み書き時はディスクと磁気ヘッドを密着して読み取りする。ヘッドは裏表用に二つある。 1周を「トラック」と呼び、それを分けたものを「セクタ」と呼ぶ。
現在使われる記録方式は記録密度の差によって2HDと2DDがあるが、PCでは2HDが使われる。 容量が少なく速度も遅いが、多くのPCでドライブを標準装備していたため長らく使われた。
2HD | 両面高密度倍トラック。PCでよく使われる形式。 |
2D | 両面倍密度。容量320KB。2DDと材質は同じ。 |
2DD | 両面倍密度倍トラック。ワープロ専用機でよく使われる形式。容量は640KB。2Dと材質は同じ。 |