ブレーカ


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ブレーカ

(ぶれーか)

breaker.遮断器。

電線ケーブルに接続し、 過負荷電流、短絡電流、漏電等が発生した場合にすみやかに電路を遮断して 事故を防止するための機器。

(3P3E)

容量(A)モータ定格(kW)
1.40.2
2.50.4
40.75
5.51.0
7.11.5
91.9
102.2
153.7
20-
255.5
307.5
40-
5011
6015
7519
10022
120-
12530
15037
17545
200-
22555
250-
300-
350-
400-

英数

アンペアフレーム。ブレーカの外形のサイズのこと。 同じAFサイズのブレーカでもATはいろいろな値のものが用意されている。

アンペアトリップ。ブレーカの遮断電流のこと。

Earth Leakage Circuit Breaker. ELCBとも。漏電ブレーカのこと。

ヨーロッパ等ではMiniature Circuit Breakerの略号として使われる。 家庭用の配線遮断器のこと。

日本ではMCCBのことを指す。

Molded case circuit breaker. サーキットブレーカのこと。

No-Fuse Breaker. 三菱の配線用遮断器の商品名。

(あんぜんぶれーか)

サーキットブレーカの一種。電灯盤の分岐回路等に用いられる。

極数素子数相線式
2P1E AC100V
2P2E AC100/200V

(かでんりゅうしゃだんき)

過負荷電流及び短絡電流を自動遮断する機能をもった器具。 電流制限器は過電流遮断器とは異なる。 短絡電流専用のものは過電流遮断器とは認められない。

(さーきっとぶれーか)

配線用遮断器。過電流遮断器の一種。 電磁作用又はバイメタルの湾曲作用により過電流を検出、遮断する。

樹脂製のケースに入っている。 下記の状態のときに自動的に回路を遮断する。

最小動作電流は定格電流の100%と125%の間にある。 外部から手動、電磁的、電動的に操作できる。

規格は既存のJISでは8370のみだったが、国際規格との整合化を考慮し H16年(2006)に漏電遮断器とあわせて5つのJISが制定された。

(さーきっとぷろてくた)

電気機器の保護用に使われる機器。 過電流保護のほか、スイッチとしても使用できる。

ブレーカと比べると小さく、定格電流の設定が多い。 電磁型、サーマルタイプ型、サーマル電磁型等がある。

(ていかくしゃだんようりょう)

過電流遮断器がある定められた条件において遮断することができる 遮断容量の限度のこと。単位はAまたはkA。

(でんりゅうせいげんき)

リミッター。 電力会社と需要家との契約用に使われる機器。 形状はブレーカに似ている。

制限器に設定されている値以上の電流が流れると電気が切られる。 容量はレバーに表記されているほか、色でも判別可能。

単相3線式の場合はL1とL2の合計分の電流が使用できる。

制限器を採用していない電力会社もある。

一部電灯盤には電流制限器用のスペースがあるタイプがあり、 このスペースをリミッタースペースと呼ぶ。

(はいせんようしゃだんき)

サーキットブレーカを参照。

(ひゅーず)

過電流遮断器の一種。過電流が流れると溶断して電路を遮断する。 規格はJIS C 8269。

形状はつめ付、筒形、プラグヒューズ等。 1964年以降に作られたヒューズはA種/B種の表示がある。 これ以前のヒューズはB種の特性をもつが、特に表示はない。

A種 低圧用、最小溶断電流は定格電流の110%と135%の間
B種 低圧用、最小溶断電流は定格電流の130%と160%の間
電動機用電動機の保護用

定格電流(A)溶断時間(分)の限度
定格電流の200%
1〜 30 60 2
31〜 60 60 4
61〜 100120 6
101〜 200120 8
201〜 40018010
401〜 60024012
601〜100024020

電動機用

定格電流(A) 溶断時間(分)の限度
定格電流の135%定格電流の200%定格電流の500%
60以下 120 43秒以上45秒以下
60を超えるもの180 83秒以上45秒以下

(りみったー)

電流制限器を参照。

(りもこんぶれーか)

遠隔開閉が可能なブレーカ。 ブレーカとリモコンリレー、ブレーカと電磁接触器を組み合わせた場合と同じ機能だが、機器が一つで済む。

瞬時励磁式
電圧が+になるとON、-になるとOFFになるブレーカ。

常時励磁式
電圧が+のときのみONになるブレーカ。

(ろうでんしゃだんき)

漏電ブレーカを参照。

(ろうでんぶれーか)

漏電遮断器。 漏電時に自動的に回路を遮断する機能を持つブレーカ。 形状はサーキットブレーカと同じだが、内部に漏電遮断装置をもつ。

漏電遮断装置を一体として容器内におさめて製作したもの。 手動で電路開閉、自動遮断後の復帰がおこなえる。


規格は既存のJISでは8371のみだったが、国際規格との整合化を考慮し H16年に配線用遮断器とあわせて5つのJISが制定された。

定格感度電流
引外し動作を開始する感度電流のこと。

高感度形15mA 30mA
中感度形100mA 200mA 500mA


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