エジプト神話


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エジプト神話

(えじぷとしんわ)

古代エジプト人により信仰されていた神話。

(あびす)

古代エジプトの牛神。

プトレマイオス朝ではオシリスと習合し、セラピスとなった。

(いしす)

シェト、イシェト。 古代エジプト、ギリシア、ローマの女神。 デメテルと同一視される。

ゲブヌトから生まれた4神のうちの1神。

兄弟のオシリスと結婚し、ホルスを産んだ。

セトに殺されたオシリスの遺体を捜し、生き返らせた。 また息子のホルスを育てて仇討ちをさせた。

(おしりす)

古代エジプトの死の神。

ヌトゲブの子。

妹のイシスと結婚。 弟セトに殺されるが、イシスの努力により復活した。

ホルスはのちに仇討ちをおこなった。

(しゅー)

古代エジプトの神。 三柱神の一人。大気、天空、風の神。

テフヌトは妹。

(すからべ)

タマオシコガネ、フンコロガシとも。 古代エジプトではケペレルと呼ばれた。

古代エジプト人が太陽神の象徴として神聖視した聖甲虫。 再生、復活、創造のシンボルとされた。

意匠は印章、護符、装身具等に用いられた。

(せと)

古代エジプトの神。 セブヌートの子。暗黒神とされる。 ロバのような姿であらわされる。

オシリスを殺し、ナイル川に流した。

ギリシアではテュフォンと同一視される。

(せらぴす)

古代エジプトの神。 オシリスアビスの合成神。冥府の王とも。

メンフィスにはセラペウムと呼ばれる神殿があった。

(てふぬと)

エジプト神話の女神。 生命、大気を示す。

ヘリオポリスの創世神話でみられる。 雌獅子の頭を持つ女性の姿であらわされることが多い。

兄はシューで、シュウとの間にゲブヌトを生んだとされる。

セクメトと同一視されることが多い。

(ぬと)

エジプト神話の女神。

シューテフヌトの子。 ゲブは兄かつ夫。

(ばすてと)

バスト。 猫の頭を持ち、手にシストルムを持つ古代エジプトの女神。

崇拝の中心地はブバスティス。

(わるす)

古代エジプトの神。天空神。 オシリスイシスの子。 鷹の姿であらわされる。

オシリスを殺したセトと対決し、勝利した。

ファラオはホルスの化身と考えられ、必ずホルス名をもつ。

ハトホルは母とされる。

(めじぇど)

エジプトの死者の書に記載のある神。 オシリス神の館の中で暮らす。

(らー)

レーとも。古代エジプト宗教の最高神、太陽神。

信仰の中心地はヘリオポリス。

中、新王国時代にはアモンと融合し、アモン・ラーと呼ばれた。


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