Jw_win Q&A集
更新日時 2002/08/27
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目次
清水治郎氏・田中善文氏が開発している、フリーソフトのWindows用2次元汎用CADです。
インターネット上でファイルをダウンロードします。
以下が代表的なWebサイトです。
2002/08現在、以下の書籍が発売されています。
Windows95,Windows98,WindowsMe,WindowsNT4.0,Windows2000,WindowsXPで使用できます。
上記のOSが搭載されていれば使えます。
Windows版しかないため、残念ながら使用できません。
ただし、VirtualPC等のエミュレータを使えば動作する可能性はあります。
Windows版しかないため、残念ながら使用できません。
ただし、VMware,Wine等のエミュレータを使えば動作する可能性はあります。
上記のWindowsがインストールされているパソコンなら、デスクトップ・ノートの区別なく使用できます。
お使いのWindowsに対応しているものなら全て使えます。
一応使えますが、一部のツールバーが画面外にはみだしてしまうため、操作が困難になります。最低でも800×600(SVGA)は必要です。
「コントロールパネル」の「アプリケーションの追加と削除」でおこなえます。
ただし、古いバージョンを使用している場合や、インストールの手順によっては上記の方法が使えない場合があります。
この場合は、以下のように手動でアンインストールしてください。
- Jw_winをインストールしているフォルダを削除する
- ファイルの種類の設定から、「Jw_win document」を削除する
- windowsフォルダに「jw_win.ini」があれば、そのファイルを削除する
新しいバージョンで作成した図面が、古いバージョンで読みこめないという問題が起こる可能性がありますので、なるべく最新版を使用してください
ただし最新版はまれに不安定な場合があるので、自己責任で処置できる自信のない場合は、少し様子を見てからのほうがいいでしょう。
最新版リリース直後は混みあうのでダウンロードできなかったり、遅くなったり、途中で切れたりします。時間をおいて再度試みるか、他のサイトでの転載配布を待つかしてください。公式サイトはとくに混みあいます。
ダウンロードに失敗していると思われます。正しいアーカイブファイルはだいたい1.69MB程度のサイズです。ファイルサイズが異なる場合はダウンロードに失敗していますので、再度ダウンロードしなおしてください。
基本設定の「一般(2)」で「矢印キーで画面移動..」の項目をチェックするとできるようになります。
できます。設定は、基本設定の「KEY」でおこないます。
できます。環境設定ファイルでのみ設定可能です。ZOOM項目の(9)を、1か-1に変更してください。
1にすると、ホイールが使用可能になります。-1にすると、拡大・縮小の方向が逆になります。
使えます。「設定」→「基本設定」→「一般(1)」で、「クロスラインカーソルを使う」をチェックすると、常時使用が可能です。
この際、「範囲指定のみ」あるいは「範囲始点のみ」のどちらかにチェックすると、限定して使用ができます。
使えます。環境設定ファイルでのみ設定可能です。
R_CROSS_SETの(1)を「1」にすると、使用可能になります。
ステータスバーのメッセージ表示部を左・右クリックすると、普通のクロスラインカーソルとの切替が可能です。
できます。例えば、12度34分56秒の場合は、「12@@34@56」または「12**34*56」という書式で入力してください。
記憶したい範囲を表示後、「設定」→「画面倍率・文字表示」で「表示範囲記憶」を押してください。記憶されます。全体表示で表示可能です。
解除は「記憶解除」で可能です。
希望の画面範囲を記憶・呼び出しする機能です。4つまで記憶可能です。
希望の範囲を表示後、「設定」→「画面倍率・文字表示」で希望の「マークジャンプ範囲登録」を押してください。
表示は、希望の「マークジャンプ(登録範囲表示)」を押してください。
線の場合は線の中心点付近で、円の場合は円周線上で CM右3時「中心点・A点」を選択してください。
A点上でCM右3時「中心点・A点」を選択後、B点を選択してください。
線上でCM右9時「線上点・交点」を選択してください。
線A上でCM右AM9時「線上点・交点」を指定後、線Bを指定してください。
線と円も可能です。
JW_CADと同じく、16×16=256のレイヤが使用できます。
レイヤバーあるいはレイヤグループバー上で右クリックすると、一覧が出てきます。
書込レイヤボタンを左クリックすると、所属データが選択色で表示されます。
いくつかの方法があります。
- データを範囲選択後、「属性変更」を選択、「書込レイヤに変更」あるいは「書込レイヤグループに変更」を選択する。
- データを範囲選択後、クロックメニューの左PMのコマンドで移動する。
- 移動コマンドを使い、「作図属性」を適宜に設定して作図する。
- 「編集」→「属性変更」を使用する。
いくつかの方法があります。
- データを「コピー」でクリップボードにコピー、「貼り付け」で貼り付ける。
- 複写コマンドを使い、「作図属性」を適宜に設定して作図する。
この作図属性でレイヤを移動すると、レイヤはそのままで、レイヤグループだけが変更されます。
例えば「0-0」「0-1」「0-2」の各レイヤにあるデータを「書込グループに作図」でレイヤグループAに移動させると、「0-0」→「A-0」、「0-1」→「A-1」、「0-2」→「A-2」というふうに移動します。
指定レイヤ・レイヤグループ上にあるデータを保護する機能です。
レイヤをプロテクトレイヤ化すると、所属データに変更が加えられなくなり、保護されます。
Ctrlキーを押しながらレイヤ・レイヤグループを左クリックしてください。 レイヤに斜め線が入れば完了です。
同様の操作をShiftキー+Ctrlキーでおこなうと、レイヤに×が入り、更にレイヤ表示状態も固定されます。
解除するときも同様の操作です。
- ステータスバーの右から三番目のボタンを押す
- 「設定」→「レイヤ」
- 一覧で数字を左クリック
で、可能です。
Jw_winの操作メニューのひとつです。
コマンドが時計の文字盤をあしらったメニューの各時刻にわりあてられています。通常の操作と比べると少しのマウスドラッグであらゆるコマンドが選択できます。
いいえ。ツールバーやメニューバーからもほぼ全てのコマンド選択ができますので、使えなくても大丈夫です。
ただし、スナップはクロックメニューでしか利用できません。
- 円周1/4点選択 右AM 0時
- 中心点・2点間選択 右AM 3時
- 線上点 右AM 9時
始点を左クリック(任意点等)とするか、右クリック(読取点等)とするかの違いです。
コマンド実行中は、一時的に各コマンド独自のクロックメニューになるため、異なることがあります。
標準クロックメニューのカスタマイズはできません。AUTOモードクロックメニューは可能です。
ただし、以下の方法を使えば、標準クロックメニューでも文字盤のカスタマイズが可能です。
環境設定ファイルのAC_COMの(1)を「1」にすると、基本設定一般(2)に「標準クロックメニューをAUTOモードクロックメニューにする」という項目が現れます。
ここにチェックするとと可能です。「1」ではなく「2」にすると、起動後すぐ使用できます。
AUTOモードが使われていないときのクロックメニューが「標準クロックメニュー」、使われているときが「AUTOモードクロックメニュー」です。
「基本設定」→「一般(1)」→「クロックメニューに移行するドラッグ量」を調整してください。
基本設定・一般(2)の「AUTOモードクロックメニュー(1)(2)の切り替え距離」で負の値を設定すると、外側で線色等の選択機能が有効になります。
線関係では線色・線種、文字関係では文字種・文字基準点、寸法では寸法文字種を直で指定できます。
基本設定・一般(2)の「AUTOモード以外のコマンドでは全て標準クロックメニューにする」を選ぶと、作図前でも作図中でも、いつでも標準クロックメニューが使えます。
基本設定・一般(1)で、「□クロックメニューを使用しない」をチェックすると使用できないようになります。
ただしスナップはクロックメニューだけでしかできないため、右クロックメニューだけは表示されますが、12,3,6,9時の4方向のみに制限されます。
AUTOモード実行中に使えるクロックメニューのことです。標準クロックメニューと比べると、
- コマンドの割り当てを変更可能
- 二種類のクロックメニューを定義できる
などの特徴があります。
普段のAUTOモードクロックメニューでは、一つのコマンドを実行し終わると、すぐAUTOモードに戻ります。
しかし、負の値を設定すると、再度AUTOモードを指定するまでそのコマンドを継続して実行できるようになります。 [-]値が設定されているコマンドは、画面上では「*線」というふうにアスタリスクつきで表示されます。
「クロックメニュー」ボタンを押すか、切替距離を越えてドラッグすることにより切替可能です。
切替距離の設定は、「基本設定」→「一般(2)」→「AUTOモードクロックメニュー(1)(2)の切替距離」で可能です。
基本設定・一般(2)で「全てAUTOモードクロックメニュー」をチェックしてください。
基本設定・一般(2)で「コマンド選択をAUTOモードクロックメニュー」をチェックしてください。
可能です。
読込は「ファイル」→「JWCファイルを開く」、書出は「ファイル」→「JWC形式で保存する」です。なお、JWC形式で保存をすると、Jw_win固有の図面情報の一部が失われる可能性があります。失われる情報は以下のとおりです。(まだあるかもしれません)
- 線色7,8,補助線色の情報(線色6として変換されます)
- ブロック化の情報(解除されます)
- 寸法図形の情報(解除されます)
- レイヤ名・レイヤグループ名の一部(半角9文字以上の部分がなくなります)
- 文字フォント情報
- 任意サイズの文字のサイズ情報(近似のサイズに変換されます)
- ソリッド図形
- 精度が倍精度から単精度に落ちます
上記のとおり、図面をJWC形式で保存すると、一部の情報が欠落します。もし何らかの理由でJWC形式でもなるべく損失なく保存したい場合は、以下の手段が有効です。
- 線色7,8,補助線色を使わない(あるいは線色6に変換されても差し支えないようにする)
- レイヤ名・レイヤグループ名を半角8文字以内に抑える
- 任意サイズの文字を使わない
- ソリッド図形を使わない
環境設定ファイルで設定可能です。S_COMM_0の、末尾の数値を「1」にしてください。
Jw_winのフォルダに「dxf_hdr.dat」があるか確認してください。
ない場合はJw_winを再インストールするか、どこかから「dxf_hdr.dat」を調達してください。
Jw_winは不測の事態のために随時自動保存をしています。
自動保存ファイルは、新規起動時は作業フォルダ、ファイル読込時は図面と同じフォルダに「【自動保存】ファイル名.jw$」という名前で生成されます。
このファイルは拡張子が異なるだけで、中身はjwwファイルですので、拡張子を「jww」に書き替えれば、読込可能になります。
可能です。普段は編集中ファイルと同じ位置に生成されますが、これを設定すると任意のディレクトリに自動保存ファイルが蓄積されます。
jwfファイルに以下の行を追加します。例はc:\jwwに保存する場合です。
AutoSaveDir=C:\JWW
自動保存をオフにする事はできませんが、「設定」→「基本設定」→「一般(1)」で「オートセーブ時間」を最大の「1000」に設定します。
こうすると起動から16時間40分たたないと自動保存されないため、よほど長時間起動していないかぎり、自動保存されません。
フロッピーディスク/MOに既存の図面ファイルの自動保存ファイルが作られているためです。
- 一度ハードディスク上にコピーしてから開く
- Jw_winをショートカットで起動してからフロッピー/MO上の図面を読み込む
- 環境設定ファイルで自動保存ファイルの位置を指定する
等の手段で対処できます。
jwwファイルは使用したJw_winのバージョンによりファイル形式が異なります。
上位互換が保たれているので、古いバージョンで作ったファイルを、新しいバージョンで読み込む事は可能ですが、その逆はバージョンによってはできないことがあります。
保存に使用したJw_winと同じバージョンのものを使用してください。
Ver2.30からは、保存時に選択できるようになりました。
- V2.25-2.25e
- V2.23-2.24a
- V2.20-2.22d
での形式による保存が可能です。V2.20未満はできないようです。
ファイル保存時や上書き保存時に、古いファイルを念のためとっておく機能です。うっかり上書き保存をした場合等でも、古いファイルが残されているため、安心です。
設定は、「基本設定」→「一般(1)」の「バックアップファイル数」で設定します。バックアップファイルは拡張子が変更されます。一つ目は「.bak」、二つ目以降は、「.bk2」「.bk3」..というふうになります。
Jw_winで出力したJWCファイルは、DOS/V版のものと比べると微妙に違いがあるそうです。
こういう場合は、DOS/V版JW_CADを介すると、読み込めるようになります。
JWW形式はデータを倍精度実数で保持しているほか、JWC形式に比べるといろいろ情報量が増えたため、同じ図面データでもファイルサイズは大きくなります。
JWC・JWKファイルはデータを単精度実数で保持しているのに対し、Jw_winでは座標データは倍精度実数で扱われているため、微妙な誤差が出ます。対策は今のところJWC・JWKファイルを扱わないことくらいしかありません。
2002年8月現在、公開されています。
「Jw_cad for Windows徹底解説 リファレンス編」という書籍に情報が掲載されているようです。
jwfファイルのS_COMM_0の(2)を「1」にします。通常は図面に変更がなくとも、いくらでも上書可能ですが、これを有効にすると、上書は一回だけ有効になります。一度上書すると、ボタンがグレー表示になります。
使用するプリンタやプロッタがカラー対応ならば可能です。印刷時に「カラー印刷」をチェックします。
色の設定は線色別に行います。設定は「設定」→「基本設定」→「色・画面」の「プリンタ出力 要素」欄で可能です。
「設定」→「基本設定」→「色・画面」の「プリンタ出力 要素」欄の「線幅」で可能です。
できます。太線用の線色で実点を作図してください。
また、「基本設定」→「色・画面」→「プリンタ出力 要素」で点の半径を指定する方法もあります。
「基本設定」の「色・画面」「実点を指定半径でプリンタ出力」にチェックが入っていませんか?
チェックを外すか、指定半径を大きく設定するかしてください。
できます。「出力方法設定」で各項目にチェックしてください。
使用しているプロッタ・プリンタのドライバが古くありませんか?
インターネットなどでプロッタ・プリンタメーカーのサイトを探して、最新のドライバを入手して使用すると、改善される事があります。
パソコンの環境によってはこのような事があるようです。この場合は印刷時に円を線として印刷できます。印刷時に出てくる「プリンタの設定」に項目があります。
使用するプロッタ・プリンタにより印刷範囲は微妙に異なります。作図前に確認するようにすると安心です。
可能です。「出力設定」→「□レイヤごとの連続出力」をチェックしてください。レイヤ別に次々と図面が出力されます。
可能です。「出力設定」→「□レイヤグループごとの連続出力」をチェックしてください。レイヤグループ別に次々と図面が出力されます。
補助線として使用できる線色の事です。補助線色を使用して作図された線は、印刷されません。
線色は9色、線種は18種(実線1、点線3、鎖線4、補助線1、ランダム線5、倍長線種4)使用できます。ランダム線・倍長線種の選択は、キーボードの1〜9キーでおこないます。
「表示」→「ツールバー」の「線色・線種」を選ぶと表示されます。
「基本設定」「一般(1)」の「ファイル読込時に線色要素・線種パターン・点半径を読み込む」のチェックを外してください。
T 表示
Q 文字列がなぜか四角で表示されます..
文字フォントは表示倍率が小さくなると、描画の高速化のために、四角の枠として表示されます。
設定は、「基本設定」「一般(1)」の「文字表示と枠表示の切替ドット数」の値を小さく調整してください。
モニタサイズの設定がうまくいっていない可能性があります。「基本設定」「一般(1)」「画面サイズ設定」で、正確な値ををmm単位で入力してください。
できます。通常、貼り付けできる形式は、ビットマップ(拡張子.bmp)のみです。
たけちん氏作のフリーのグラフィックビューワ「Susie for Win32」の外部プラグインファイルを導入すると、ピットマップ以外の画像も貼りつけできるようになります。解凍したプラグインのファイル(*.spi)を、Jw_winがインストールされているフォルダに配置します。そうすると、「ファイルの種類」に項目が増え、使用可能になります。
GIF・TIF画像ファイルには、米国ユニシス社が特許を持つLZW圧縮法が通常使われています。LZW圧縮法を使用する場合は同社とライセンス契約を結ぶ必要があるため、現在ではSusieプラグインを含む多くのフリーソフトで、GIF,TIFを非対応になってきています。
画像をJPEG,PNG,BMPなどに変換して貼りつけるしかありません。
画像は文字データの一種として扱われています。
文字列は画像の左下のほうに隠れていますので、文字コマンドでその付近をつつくと選択できます。うまく選択できたら、あとは普段文字列を扱う時のように移動ができます。
できます。「移動」による倍率の指定、「マウス倍率」による拡大・縮小が可能です。
また、画像左下に隠れている文字列を編集する事によっても、拡大・縮小が可能です。以下は、"d:\image.bmp"を貼りつけた場合の例です。
^@BMD:image.bmp,100,75
この場合、100が画像の横の寸法、75が縦の寸法です。縮尺は1/1(図寸)です。この数値を編集すると、画像が数値に連動して拡大・縮小します。
なお、数値の変更は一番目の値(例では"100")のみ有効であり、二番目の値(例では"75")を変更しても、一番目が常に優先されるようです。また、画像の縦横比は元の画像のまま固定となっています。自由にする事はできないようです。
今のところできないようです。元画像の方を調整してください。
残念ながらできませんが、「JWB Fun Club」が開発しているフリーソフト「JWB32」を使用すると、JWC形式図面とOLEデータが混在できます。
基本設定・一般(1)の「□画像・ソリッドを最初に描画」をチェックしてください。
貼り付け元画像が削除・移動・リネームされると、画像がなくなります。新たに貼り付けるか、元の画像を復元してください。
また文字列内のファイル名の指定を相対パスに修正する方法もあります。
- CM左AM6時「属性取得」
- Tabキー
- 「設定」→「属性取得」
で可能です。
- 書込レイヤグループ
- 書込レイヤ
- 書込線色(線のみ)
- 書込線種(線のみ)
- 書込文字種(文字のみ)
- 書込フォント(文字のみ)
の以上です。
ハッチ・図形・建具・寸法・曲線の五つがあります。
曲線データを範囲選択後、「全属性クリアー」を選択してください。
Shift/Ctrlキーを押しながらデータを選択する事より、任意のデータを選択できます。
- Shiftキーを押しながら→書込レイヤのデータを選択
- Ctrlキーを押しながら→書込線色・線種の線・円・点を選択
- Shift+Ctrlキーを押しながら選択→書込レイヤ・線色・線種の線・円と、書込レイヤ・線色の点を選択
Shiftキーを押しながら、右クリックで連続線を指定してください。
プルダウンメニュー(例:「線」コマンドの「傾き」や「寸法」等)の「▼」ボタン部を右クリックすると表示されます。
複線基準線を指定、間隔指定後、「両側複線」を押してください。
複線コマンドでは、Shift+Rではできません。連続線の一部を指定後、「連続線選択」を押してください。
コーナー・線伸縮・面取コマンドの「切断間隔」のところで指定してください。実寸、図寸どちらでの指定もできます。
Jw_winの線伸縮は基準点(線)からみて 残したい側を最初に指定します。この点はJW_CADとは違うので注意してください。
また、JW_CAD風にすることはできないようです。
可能です。jwfファイルのS_COMM_0の(9)を設定してください。十の位が面取種類の初期設定になります。
- 0:角面(辺寸法)
- 1:角面(面寸法)
- 2:丸面
- 3:L面
- 4:楕円面
線と文字、どちらを優先して消去するか設定できます。線や文字の混みあった部分で消去する場合に便利です。
消去される円の方向は半時計回り(右回り)です。
実寸を維持したい場合はクリップボード経由で行います。範囲を指定して「切り取り」(複写なら「コピー」)を選択します。
そして移動先レイヤグループを書込にし、「貼りつけ」を押すと実寸が保たれたまま移動ができます。それでも実寸が保たれてない場合は「作図属性」ボタンで「元グループに作図」のチェックをはずすとうまくいきます。
複写コマンドで可能です。複写時に「作図属性」→「文字も倍率複写」にチェックすると、文字列が倍率に応じた大きさになります。
「倍率」で横倍率と縦倍率を,で区切って入力してください。例えば横1倍、縦2倍の場合は、「1,2」と指定します。
倍率に負の値を指定してください。図形が反転されます。
Jw_winでは「反転」で実現できます。
ブロック化とは複数の線・点・円・文字データを一つにまとめる機能です。これを使うと複雑な図形も線一本を指定するような感覚で指定できます。また、ブロック名の指定もでき、集計等も可能です。
「範囲」で図形を選択後、基準点を指定して、「編集」→「ブロック化」を指定します。そしてブロック名を入力してOKすると完了です。
「範囲」で図形を選択後、「編集」→「ブロック解除」を指定します。
「範囲」で全選択し、「属性選択」→「ブロック名指定」で確認できます。また、「文字位置・集計」でも集計可能です。
初期設定では実線のみ包絡します。他の線種も包絡したい場合は、希望の線種にチェックを入れてください。
また建具属性のある図形、ブロック化図形は包絡対象になりません。どうしてもしたい場合は建具属性、ブロック化を解除してください。
重なっている線を整理する機能です。処理後、整理された線数がDelete Dataとして表示されます。
複数の線で一本の線が構成されている場合に、線を連結して整理する機能です。
「文字角度整理」を使用してください。
「<」にチェックを入れ、線を指定すると可能です。この際に追加される矢印マークの設定は「寸法設定」での設定に準拠します。
「<」にチェックが入っていると線がひけません。チェックをはずすと可能になります。
基準線上でクロックメニュー右PM4時「線角度」を指定すると、傾きに角度が取得され、作図可能になります。
基準線上でクロックメニュー右PM1時「鉛直角」を指定すると、傾きに角度が取得され、作図可能になります。
寸法設定のものと同じです。
JW_CADとは手法が少し変わり、後指定式になりました。基準点指定後、マウスを動かすとマウス位置に応じて、基準点が変更されます。
弧の作図時に使用します。通常は半径を決めてから弧を作図しますが、ここにチェックを入れると、「中心点」〜「マウス指示点」間が弧の半径となります。
多重円で「-1」などとマイナスをつけて数値を指定すると、その厚みを持つ円が作図できます(「-1」の場合は1mm)。
扁平率を指定してください。扁平率は円のX方向半径を100とした場合の、Y方向の半径の比率を入力します。正円の場合は100です。
Windowsの和文フォントが使用できます。欧文フォントは使用できません。
できませんが、以下の手順を使うと全ての文字のフォントを変更できます。
- 全てのレイヤ・レイヤグループを表示する
- 「範囲」→「全選択」→「属性選択」で、「文字選択」をチェックして「OK」を押す
- 「属性変更」→「フォント変更」で変更したいフォントを指定して「OK」を押す
- また「OK」を押す。
「文字」の「行間」で、改行・インデントピッチが設定可能です。 (5,0)のように指定します。この場合は"5"は改行ピッチで、"0"はインデントピッチです。数値は図寸(1/1)で指定します。指定後は文字列を次々と入力すると、自動的に送られます。
以下のような文字列のことです。これらの文字列は図面出力時に、出力時のデータに置き換えられて出力されます。図面に印刷日時を表示したいときなどに便利です。
以下のものが使えます。文字は半角です。各文字は独立した文字列として記述する必要があります。
$y:年(西暦の下2桁)
$Y:年(平成)
$m:月(数値)
$ma : 月(JAN〜DEC)
$d:日
$w : 曜日(月〜日)
$wa : 曜日(MON〜SUN)
$H:時(24時制)
$h:時(12時制)
$n:午前のときAM 午後のときPM
$N:午前のとき前 午後のとき後
$M:分
$S:秒
$F:ファイル名(フルパス)
$f:ファイル名(拡張子なし)
%T:作業時間
$を&にすると、文字列の頭に空白がつきます。 $を%にすると、文字列の頭に0がつきます。
T 文字
Q ファイルの保存日時を表示したい
以下のファイル埋込文字が使えます。
=y : 年(西暦下二桁)
=Y : 年(平成)
=m : 月(数値)
=ma : 月(JAN〜DEC)
=F : 年月日+時刻
=f : 年月日
=w : 曜日(月〜日)
=wa : 曜日(MON〜SUN)
=による表示は%に相当します。 _による表示は&に相当します。
「^u」「^d」に続けて文字列を作図します。
可能です。書込文字種ボタンを押すと、チェック欄がありますので、希望の欄をチェックしてください。
可能です。「基点」ボタンを押すと、設定できます。
「基点」ボタンを押し、「ずれ使用」にチェックを入れてください。ずれ寸法は図寸で指定でき、ずれ寸法は9つの基準点に応じて設定できます。縦ずれ値と横ずれ値の交点になる基準点で、その設定が反映されます。
文字作図時にCtrlキーを押しながら作図してください。例えば、「3+6」と記述して作図すると表記は「9」になります。
可能です。書込文字種を任意サイズに変更し、幅・高さ・間隔・色No.を指定してください。なお、任意サイズ文字はjww以外の方式で保存すると一番近い大きさの文字サイズに変換されますので、注意してください。
文字列の左下と右下にあります。
クロックメニュー左PM5時「同一文字種選択」で、選択できます。複数の任意サイズ文字でも可能です。
半角文字を縦に作図すると、起こります。全角文字を使用するか、個々の文字列として作図してください。
文末に「・」をいれてください。文末に「・」を表示させたい場合は、文末にスペースを入れるといいでしょう。
文字コマンドの「連」ボタンを押してください。文字列(二つ)を左クリックすると連結できます。切断は、切断位置で、右クリックしてください。
文字列の後に「^1〜^9」を追加してください。数字は縮小するバイト数です。例えば「^2」だと2バイト分縮小されます。
「○^oア」等と作図してください。
「P^bL」「P^BL」と作図してください。この他の文字も「^o」「^b」「^B」「^c」を使えばずらすことができます。
文字上でCMAM0時「文字貼付」を使ってください。カーソル位置に文字列が貼り付けられます。
外部エディタを使えば可能です。文字列を範囲指定後外部エディタを起動し、エディタ上で置換後、戻します。
文字列を範囲指定し、「文字色変更」で適宜の色に変更すると可能です。
文字列を範囲選択後、「文字位置・集計」を選び、位置を指定してください。
寸法線と寸法値が一体化した図形のことです。JW_CADでは寸法線のスパンを変えても寸法値はそのままだったため、手動、あるいは外部変形等を使用して変更する必要がありました。
Jw_winの寸法図形では、寸法線の線長を変更すると、それに連動して寸法値も自動修正されるため、手早く変更でき、ミスも減らすことができます。 寸法線を寸法図形として作図するには、「寸法」→「設定」(「設定」→「寸法設定」でも可能)で、「寸法線と値を【寸法図形】にする。円周、角度、寸法値を除く」にチェックを入れます。
「その他」→「寸法図形化」を選択し、まず寸法図形にしたい「線」、ついで「数値」を指定すると可能です。この際、指定した数値が実際の長さと違う値の場合は正しい値に変更されます。
「その他」→「寸法図形解除」で解除したい寸法図形を指定します。
クロックメニュー右PM1時「寸法値移動」で移動できます。
クロックメニュー右PM1時「寸法値【変更】」で変更できます。
寸法線の位置を指定すると、寸法線ボタンに角度が表示されますので、希望の値を指定後、あとは普通に作図してください。
ツールバーの「端部」ボタンで切り替えてください。
「50,-30」等と指定して作図してみてください。
「□手書線」をチェックして作図してください。
その点は仮点ではないですか?仮点は点版補助線ともいうべきもので、印刷されません。点を印刷したいときには「実点」を使ってください。
点の大きさは線幅と同じです。「設定」→「基本設定」→「色・画面」の線幅で太い線に設定している色と同じ色にしてください。
基本設定の「実点を指定半径でプリンタ出力」にチェックを入れると、点色ごとに指定半径でプリンタ出力できます。
仮点は「消去」では削除できません。点コマンドの「仮点消去」を使用します。「全仮点消去」では、全ての仮点を消去できます。
0度でハッチングしたあと、90度に変えてもう一度おこないます。
ハッチングで作図した線にはハッチ属性がついています。「範囲」の「属性選択」でハッチング線だけの選択が可能ですので、ぐちゃぐちゃになってもあとから整理可能です。
円を右クリックしてください。また、閉じられた図形なども右クリックすれば一瞬で指定可能です。
Jw_winのフォルダにある「jw_opt1*.dat」「jw_opt2*.dat」「jw_opt3*.dat」です。1-平面、2-断面、3-立面です。
可能です。仕様は、平面と断面は「jw_opt1.dat」、立面は「jw_opt3d.dat」に書いてあります。
建具属性のあるデータは包絡対象になりません。どうしてもしたい場合は建具属性を解除してください。
Ctrlキーを押しながら作図すると、線色と同じ色で塗りつぶしできます。
「多角形」→「任意」で「□ソリッド図形」にチェックすると、線色と同じ色で塗りつぶしされます。「□任意色」にチェックすると、好きな色で塗りつぶし可能です。
「多角形」→「任意」→「□ソリッド図形」→「円・連続線指示」で、既存の円を塗り潰すことが可能です。
以下の曲線が作図できます。
T 曲線
Q 曲線があらくなるのですが..
「分割数」で設定できます。値を大きくすると、綺麗な曲線が作図できますが、データ量が大きくなります。
曲線には「曲線」属性がついています。これを解除すると、曲線は線の集合に分解されます。曲線を範囲選択し、「属性変更」で「全属性クリアー」を選んでください。ただし、全ての属性がクリアされます。
「設定」→「基本設定」→「一般」で「□用紙枠を表示する」にチェックを入れると表示されます。
ひとまわり大きい用紙サイズを選び、縦に二分して使用してください。
「印刷」の「枠書込」で希望のサイズの印刷枠を作図し、使用してください。
できます。右PM5時「軸角取得」右PM7時「軸角(-)」で取得可能です。
「軸角(-)」の場合は負の値が取得できます。
目盛の間隔設定は基本的には図寸寸法(1/1)でおこないます。
ただし、実寸寸法を図寸に変換することも可能です。 mm単位で入力後、「実寸法→図寸法」を押すと、変換されます。
画面左下の倍率表示ボタンを押し、「目盛 表示最小倍率」を押すと表示されます。
「設定」→「軸角・目盛・オフセット」で「オフセット常駐」のチェックをはずしましょう。
縮尺変更時に「□文字サイズ変更」をチェックすると、縮尺に連動して文字列の大きさも変更されます。
実寸法は図面内での寸法、図寸は図面の見た目上(S=1/1)の寸法です。例えば、S=1/50で長さ3000mmの線をひいたとすると、実寸ではそのまま3000mmになりますが、図寸だと3000mm/50=60mmになります。
「コピー」「貼り付け」を利用すると、実寸を維持したままの移動・複写が可能です。データを「コピー」でクリップボードにコピー、「貼り付け」で貼り付ける、というふうにおこないます。
Jw_winの設定が書かれたテキスト形式のファイルです。拡張子は.jwfです。
一部仕様が異なるため、使えません。Jw_win用のものを作成してください。
Jw_winに付属している「sample.jwf」に、環境設定ファイルの書き方が詳しく書かれていますので、それを見てやってみましょう。この際誤って上書き保存して元の内容を消失させると大変なので、書込禁止にするか、コピーを取っておくかしてください。
Jw_winがインストールされているフォルダに、半角文字で「jw_win.jwf」の名前でファイルを置くと、次回起動時から自動的に読み込まれます。
「SAMPLE.JWF」内の30行目にある「END」を削除するか、あるいは「#END」に書き換えるとうまくいきます。
必要な部分だけの記述だけで機能します。記述のない部分の設定についてはレジストリ内の設定を使用するようです。
使用できます。ただし図形フォルダの仕様が異なるため、ツリーにフォルダ名が表示されません。フォルダ名を変更してください。
「その他」→「図形登録」で可能です。ただし、JWK形式で保存されるため、一部のデータが欠落して保存されます。
- Q 線色7,8,補助線色が線色6になる
- 寸法図形・ブロック化データは、個々のデータに分解される
- 文字フォント情報がなくなる(「MS ゴシック」になる)
- 精度が単精度になる
これらのデータを失わせたくないときは、図形登録は使わない方がいいでしょう。
Ver2.50からは、Windows版用の図形形式「*.jws」が登場しました。
この方式で図形登録すると、データの損失がありません。こちらを使用して登録してください。
上記の通り、図形を登録すると、一部のデータが失われます。これらのデータを使わないで作図するか、別途図形を集めたJWWファイルに、カット&ペーストで貼りつける等の方法をとってください。
Ver2.50からは、Windows版用の図形形式「*.jws」が登場しました。
この方式で図形登録すると、データの損失がありません。こちらを使用して登録してください。
Ver2.23より図形フォルダ表示の仕様が変わりました。フォルダ名に適宜に名前をつけてください。また、図形フォルダ内に「zu_name.dat」を置くと、図形選択時に任意のメッセージの表示ができます。
可能です。jwfファイルのS_COMM_5の(2)を設定します。
- 0:書込みレイヤ
- 1:元レイヤグループ
- 2:元レイヤ
です。
Ctrlキーを押しながら選択してください。クロックメニューのみ有効です。
電気・設備向けの機能で、線等を基準に記号の作成や変形をおこなう機能です。「その他」→「線記号変形」で実行できます。
Jw_winのフォルダ内のjw_opt4.dat、jw_opt4b.dat〜jw_opt4j.datがデータファイルです。
そのまま利用可能です。
可能です。jw_opt4.datをメモ帳で開いてください。下にスクロールすると、データの説明があります。
図形の座標データをテキストファイルで入力・出力できる機能です。他CADとの連携や座標データの解析などに活用できます。
外部変形データの書式から一部の図面情報(縮尺等)データを除外したものです。詳細はjww_smpl.batをメモ帳等で開いて確認してください。
jw_win.exeと同じフォルダにあるztemp.txtです。異なるファイルの利用も可能です。
外部のプログラムの力を借りて高度な作図を行う機能です。Jw_winだけでは機能には限りがありますが、外部変形プログラムを使えば、多くの作図機能が使用できるようになります。Jw_winには「三斜計算」という外部変形プログラムが標準添付されています(jww_smpl.bat)。外部変形がどういうものかよくわからない場合は、これを試用してみるといいでしょう。
全てが動作するわけではありませんが、多くのものが動作します。
@niftyのフォーラムや、外部変形作者のホームページ等で公開されています。
バッチファイルの「REM #jw」か「REM #jww」の下に「REM #cd」を追加してください。
AWKやRuby等のスクリプトによる外変プログラムの場合は、下記のパスの設定をしてください。
Windows95/98/Meの場合は、メモ帳でc:\autoexec.batを開き、末尾に以下の記述を追加します。
例えば、c:\jgawk\jgawk.exeにパスをはりたい場合は、
SET PATH=%PATH%;c:\jgawk
の一行を追加します。
ファイルを保存後、コンピュータを再起動すると、パスが有効になります。
Windows2000の場合は、root権限でログインし、「コントロールパネル」→「システム」→「詳細」→「環境設定」で、環境設定「PATH」を同様に設定します。
Jw_winが「C:\program files\jw_cad\ほにゃらら..」等にインストールされていると、"program"と"files"の間のスペースが原因で、うまく動作しないことがあります。
方法はいくつかありますが、無難なのは、Jw_winをC:\jww等、スペースの入らない名前のところにインストールし直す事です。
透視図・鳥瞰図(ちょうかんず)・アイソメ等の立体的な図面を作成する機能です。陰線処理(実際には隠れる線を削除する処理)をしないため、2Dと3Dの間をとり、「2.5D」と呼ばれます。
どんな機能か知りたい場合は、Jw_win付属の「Test5.jww」「Test6.jww」「マンション25d.jww」(カタカナは半角です)を利用してください。
建物によってできる影の位置を時間毎に作図できる機能です。
どんな機能か知りたい場合は、Jw_win付属の「日影図.jww」「Test1.jww」「Test2.jww」「Test3.jww」「Test4.jww」を利用してください。
「REM#jww」にすると、JW_CADにはなく、Jw_winにはあるデータ、文字のフォント名・文字任意サイズ寸法・ブロック基準点座標・ブロック名・寸法図形等のデータがjwc_temp.txtに吐き出されるようになります。上記のデータを利用する場合は「REM#jww」にするといいでしょう。とくに使わない場合は、「REM#jw」の方が非Jw_winユーザーの方でも利用できる..かもしれないのでいいかもしれません。
上書きしたjwc_temp.txtに「hq」の文字が残っていると未実行になります。jwc_temp.txt内の「hq」を外す処理を施してください。また、jwc_temp.txtに何の処理もしていない場合もあります。
横線の場合は、左側がx1,y1になります。それ以外の線は全て上側がx1,y1になります。
「REM #0」を指定した場合は座標値はjwc_temp.txtに出力されず、そのかわり指定位置が(0,0)に設定されます。座標値が必要な場合は「REM #1」以降を使用してください。
オプションで入力された値はjwc_temp.txtには出力されず、コマンドライン引数の形で出力されますので、バッチファイルのコマンドライン引数の部位を適宜に設定し、使用する言語のコマンドライン引数を取得する命令や機能を使って取得しないといけません。
例えば「REM #c」で3回オプション指定を要求する場合は、三つの引数が出力されます。
この場合はバッチファイルでのプログラムを実行する行に
ruby gaihen.rb jwc_temp.txt %1 %2 %3 > temp.txt
というように「%数字」をつける必要があります。
可能です。以下のものが必要です。
- 外部変形バッチファイルのしくみの知識・中間ファイルjwc_Temp.txtに関する知識
こちらはJw_winについている「jww_smpl.bat」に書いてあります。
こちらは使用する言語の書籍等を自前で入手してください。外部変形処理によく使われる言語には、
- AWK(GAWK,JGAWK)
- Ruby
- Hot Soup Processer(HSP)
- Borland Delphi
- Microsoft Visual BASIC
があります。基本的にはテキスト処理ができればどのような言語でも可能です。既存の外部変形スクリプトの中身も参考になりますし、 ( http://www.xknowledge.co.jp/ ) エクスナレッジから発行されているJW_CAD用の教本「JW_CAD for DOS 徹底解説リファレンス編」にも、DOS版用ですが、解説が載っています。
人様の外部変形を参考にする場合は、著作権に御注意ください。
各言語はそれぞれ長所・短所があるため、一概にどれがいいとはいえません。
個人的おすすめはRubyです。
- AWK
- JW_CAD用外変に一番多く用いられているフリーの言語です。インタプリタ型言語なのでコンパイルの手間なしに実行でき、修正・改造が容易ですが、実行速度がやや遅いです(最近のパソコンではほとんど気になりませんが)。また、GUIアプリケーションは作成できない、最近では書籍などの入手が困難などの事情があります。
- Ruby
-
まつもとゆきひろ氏が開発するオブジェクト指向スクリプト言語です。
AWKと同じインタプリタ型言語で、そのへんの特徴はAWKと同じです。
オブジェクト指向なので、すっきりとしたスクリプトの作成が可能です。
またGUIアプリケーションの作成も可能です。
- Hot Soup Processer(HSP)
-
おにたま氏が開発するフリーのWindows用言語です。簡単な構文でGUIプログラムが作成できます。ただ、計算が大変らしいです。
- Borland Delphi・Microsoft Visual BASIC
-
あまり詳しくないのでごたまぜですみません。統合実行環境で、グラフィカルな画面でマウスによるアプリケーション作成が可能だそうです。有償です。
1.まずサーチエンジン等を使って検索してみる
以下は主要なサーチエンジンです。
2.ヘルプ・過去ログ(過去の質問)を見て、同様の質問がないか調べてみる
同様の質問がないか探してみましょう。全部見る必要はないですが、
最低でも数ページは目を通すのが人情です。
また、ユーザのsugiさんが管理する
Namazuによる過去ログ検索では、
Jw_cad情報交換室
の過去ログを効率的に検索できます。sugiさんに感謝です。
3.現在の状況をできるかぎり詳しく記述する
それでも似たような問答が見当たらない場合は質問してもいいかもしれません。
よく一〜数行しか内容を記述していない質問を見かけますが、
数行ではおかれている状況が把握しにくく、問題が生じる場合があります。
無駄な心の傷を負わないためにも、わかる範囲で状況を詳細に記述しましょう。
質問の内容や状況によっては、以下の情報等を記載するといいかもしれません。
また、ハードウェアにからむ問題の場合は、
そのハードのメーカーに問い合わせた方が良い場合もあります。
- 使用しているJw_winのバージョン
- 使用しているOSのバージョン
- パソコンの形態(デスク・ノート等)
- パソコンのメーカー・型番
- プリンタ/プロッタの機種名
- 種類(インクジェット・レーザー等)
- 接続方法(パラレル・USB等)
4.タイトルをわかりやすくする
「教えてください」「初心者です」「質問」などのタイトルは
本文の内容が推測できず、とても困ります。
使わないのが懸命です。
5.回答をもらったら結果を報告する
回答をもらったら解決・非解決に関わらず、お礼と結果の報告をしましょう。
しないと回答が適切だったのかどうか、質問者以外誰にもわからなくなりますし、
せっかく回答してくれた方の好意を踏みにじる事になります。
また、回答者本人に電子メールで返答というのも、
掲示板で経過がわからなくなるため、すべきではありません。
6.便乗質問しない
他の方に便乗して質問をすると、複数の話題が混在し、スレッドの肥大化・
混乱を招きます。別に質問がある場合は新たに質問しましょう。
7.初心者である事をやたら強調しない
不安なのかもしれませんが、あまり初心者であることを強調するのは、逆効果です。
かえって罵倒される場合もあります。
タイトルや本文に「初心者です」等と書き込みするのは、やめましょう。
8.半角カタカナ・機種依存文字を使用しない
これらの文字はWeb閲覧者の環境によっては表示されない・
文字化け等の問題が生じることがあります。使わないようにしましょう。
機種依存文字については、以下のページが参考になります。
9.文の引用は適切に
返答時によく全文引用してその下に数行の本文を書いている場合がありますが、
この方法は文が読みづらく、またデータ転送量が無駄に増えるためサーバの負荷が増大します。
引用時は最小限で済ませましょう。
一般的には、作者の方の厚意により一般に公開されているソフトのことをさします。
無料で使用する事ができますが、そのかわり例えば、
- サポートがない
- もし損害が発生しても一切保証されない
- もしプログラムに不備があっても作者に訂正する義務はない
などの使用条件があります(この条件はソフトによりやや異なることがあります)。
Jw_winの使用条件は、スタートメニューの「Jw_cad for Windows」の「お読みください」
に書かれていますので、参照してください。
フリーソフトを使用する場合は、このことをふまえて、自己責任で使用してください。
自己責任で使用できない場合は、シェアウェアや市販ソフトを使用するのが懸命です。
- この文書の使用前には、文書の利用者の
- 当サイトの文書を使用するにあたっての使用条件
- Jw_cad for Windowsに関するページについて
に目を通してください。
- この文書へのリンクは御自由にどうぞ。
- 各タイトルの頭にあるリンクは、リンク用のアンカーです。これを使うと、各項目にリンクできます。
このページの作成・公開にあたっては、以下の方にお世話になりました。
ありがとうございました。
- Jさん
- from那珂川さん
- pemanさん
- CAD Craftさん
- 奥田さん
- sugiさん
2000/08/12 完成 (Ver0,非公開)
2000/12/04 公開 (Ver1)
2000/12/10 訂補
2000/12/26 訂補
2001/01/11 訂補
2001/03/24 訂補
2001/04/25 訂補
2001/05/08 訂補
2001/06/06 訂補
2001/06/18 訂補
2001/06/22 訂補
2001/10/03 改正 (Ver2,TDSで再作成)
2001/10/29 訂補
2001/11/08 訂補
2001/12/12 訂補
2001/12/21 訂補
2002/01/17 訂補 外変作成編を削除
2002/02/07 訂補 (未公開)
2002/03/09 訂補 その他削除
2002/05/18 改正 (Ver3,複数ファイルに分割、外変作成編復活)
2002/08/20 改正 (Ver4,単一ページ式に戻す、eRubyで再作成)
2002/08/27 訂補 変換ミス修正
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